ビデオ・映画鑑賞履歴表

violet flow　ビデオ・映画鑑賞履歴表　２００５～７年分

題名　「ハタチの恋人」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　　ハタチの恋人 DVD-BOX　　
出演者長澤まさみ、明石家さんま、塚本高史、市村正親ほか
あらすじ昔の恋人にそっくりのハタチの女の子にときめく妻子持ちのサラリーマンのお話です。
感想なんか見ていて疲れました。ワンシーンが長いというか冗長というか、そのせいで特に前半はストーリー
が転がらず、飽きてしまいそうでした。さんまの演技がクドかったのと、あと人物描写がぶれていたせいも
あるかもしれません。さんま師匠は中途半端なコメディよりも感動巨編とかの方があってるのかもしれ
ません。０７年のフィナーレをプリンセスで気持ちよく飾れなかったので残念でした。（鑑賞日2007/10月～12月）
評価 ★★★

題名　「マッチポイント」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）　　　　マッチポイント　　
出演者ジョナサンリースマイヤー、スカーレットヨハンソンほか
あらすじ上昇志向の強い元テニスプレイヤーが婚約者が存在しつつも別の女性に惹かれていくお話です。
感想なかなか興味深いお話でした。一途な私には主人公の男の理屈はわかりづらかったですが、ヨハンソンの
悪女ぶりも悪女とは私の中では定義できなくて、でも容姿が綺麗だったから許します。思うに身勝手な男目線
では悪女なのかもしれませんが、セクシーなのも好きな人と一緒にいたいと願うのも別に普通の感情
だとは思いますし、となると結論的にはやはりエキセントリックな行動は死を招くのだなと自戒の意味も
こめて記しておきます。冒頭と結末がシンクロしていたのはオサレに感じました。ただ当初の目的だった
悪女研究の目的は達せられませんでした。（鑑賞日2007/12/2）
評価 ★★★★☆

題名　「マリーアントワネット」（ジャンル・・・洋画時代劇）　　　　　マリー・アントワネット　　
出演者キルステンダンスト、ジェイソンシュワルツマンほか、ソフィアコッポラ監督
あらすじマリーアントワネットと不能気味のルイ１６世の成長物語です。
感想シナリオ展開にアクセントがなかったせいかもしれませんが、わりと退屈でした。世界史の教科書で変に
彼女についての予備知識があったからかもしれませんが、どうも感情移入しにくかったです。監督独自の
人物像はそれで興味深く、また豪華な装飾品やおフランスの美しい風景など絵的には綺麗だなは思い
ました。これでサービスショットがあれば私的にはよかったのかもしれません。宝塚が好きな人には
喜ばしい作品のように思います。それにしても首が痛いのは前世だったマリーアントワネットのせいだと
おっしゃる姫のお言葉は少しゆうこりんが入っている気がします。（鑑賞日2007/11/24）
評価 ★★

題名　「大奥」（ジャンル・・・邦画時代劇）　　　　　大奥
出演者仲間由紀恵、井川遥、西島秀俊ほか
あらすじ将軍の生母を守る大奥の女性が色んな意味で落とされていくお話です。
感想渡鬼系のもっとドロドロした人間模様を想像していたのですがそれほどでもなく、むしろ純愛ドラマに
近いものがあったかもしれません。特殊な世界ならではのお約束が自由恋愛を縛ったところに様様なドラマ
があるのかもしれません。私には一晩だけの綺麗な思い出に一生浸ることはできないですし、結果的には
悪役側のシナリオ通りとなったのは気持ちよくはなかったですが、死んだ人も含めて当人たちが満足・納得
したのならそれが一番のハッピーエンドなのかなという気もしました。あの世界ではお毒見シスターズが
一番羨ましい立ち位置かなと感じました。（鑑賞日2007/11/23）
評価 ★★★★☆

題名　「アメノナカノ青空」（ジャンル・・・韓国ラブストーリー）　　　　　アメノナカノ青空　　　
出演者イムスジョン、キムレウォン、イミスクほか
あらすじ余命間もない少女が下の階の住人にちょっかいを出されるお話です。
感想まぁまぁ楽しめました。ストーリーがベタなだけに安心感が大きかったのでしょう。それを覆すほどの
仕掛けなり演技力がプラスアルファとして必要だったのでしょうが、そこが足りなかったせいで感動でき
なかったのかもしれません。それにしても最近のお話には不治の病が絶対必要なのでしょうか？そろそろ
いい加減にしてほしいのですが。（鑑賞日2007/11/10）
評価 ★★★★

題名　「椿山課長の七日間」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　椿山課長の7日間　　
出演者西田敏行、伊東美咲、和久井映見、成宮寛貴、志田未来ほか
あらすじ突然死した中年サラリーマンが３日だけ絶世の美女の姿を借りてこの世に甦り、生前には知らなかった
秘密を探り出していくお話です。
感想面白かったです。導入部での和久井映見の半笑いに始まって次々に明らかになる椿山課長のダメさ加減に
笑えつつも、サイドストーリーで展開する本当の両親捜しにはわりと感動できました。復活した３人が
それぞれ使命を果たして昇天できてハッピーエンドだったのもよかったです。これでところどころ無駄に
副音声気味に入る西田敏行の声がなければ素直に楽しめたのにと少し思いました。だから暗い話に
ならずに済んだのかもしれませんが。（鑑賞日2007/11/10）
評価 ★★★★★

題名　「スクラップヘヴン」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　　スクラップ・ヘブン　　　　
出演者加瀬亮、オダギリジョー、栗山千秋ほか
あらすじバスジャック事件をきっかけに、鬱屈した警官が想像力をなくしていくお話です。
感想なんかよくわからなかったです。憂さ晴らしに警官を襲ったりする行動パターンが私には謎でした。
そんなに警察組織が嫌だったらやめればいいのにと思ったり。オダギリジョーはあいかわらずかっこ
よかったのですが、少々作りすぎのような面も感じました。どうもおとなしい私とは感覚的に相容れない
作品のようでした。（鑑賞日2007/11/4）
評価 ★★

題名　「ガンジス河でバタフライ」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　ガンジス河でバタフライ　　　
出演者長澤まさみ、塚本高史、中谷美紀、竹下景子ほか
あらすじインドに自分探しの旅に出かけるお話です。
感想なかなか楽しめました。私にとっては内容に追いつきにくい宮藤官九郎脚本だったので心配したのです
が、意外と面白かったです。ひとりで食事もできなかった主人公てるこがバッグさえあればどこにでも旅に
行けると豪語できるまでに成長していく過程は見てて感動できました。ただ最大の感動シーンのはずの
バタフライがなんとも安く見えてしまいました。ガチで撮ると案外そんなものかもしれませんが、どうも
尻すぼみの感が隠せませんでした。それにしてもいくら塚本くんがすでに別の方と入籍されたとはいえ、
「そのときは・・・」から「ハタチの・・・」まで３作連続でプリンセスと共演するのは絶対に怪しいと
思うのは私だけではないはずです。インドの社会と大人の世界は怖いです。（鑑賞日2007/10/21）
評価 ★★★★☆

題名　「生きる」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　生きる　　　　
出演者松本幸四郎、深田恭子、ユースケサンタマリア、北村一輝ほか
あらすじ余命数ヶ月の市役所の課長さんが公園を作って亡くなるお話です。
感想わりと興味深かったです。死んでこの世ではリセットされる人と残されてプレイを続行する人、立場に
よっていろんな評価がされるのでしょうが、何も出来なかったことに気がついて一生懸命公園つくりを
頑張ったことで人々の記憶に残っていくのでしょう。そんなことを考えさせられる作品でしたが、お話
自体は黒沢映画の焼き直しでもあったためか古臭く感じてしまいました。姫がもっと登場していれば
もっといい風が吹いたかもしれません。（鑑賞日2007/9/24）
評価 ★★★★☆

題名　「山おんな壁おんな」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　山おんな壁おんな　　
出演者伊東美咲、深田恭子、小池栄子、及川光博、西島秀俊ほか
あらすじ胸の小さなことでコンプレックスをもつデパガが毎週イライラしているお話です。
感想まぁまぁでした。どうにも話にリアリティが感じられず感情移入はできませんでしたが、コメディのよう
ですのでそれもアリなのかもしれません。でもおっぱい星人でもこのドラマに出てくる胸には首を傾げる
のではないでしょうか？また主人公の伊東美咲がいつもなにかに対して怒ってたのは不思議でした。なのに
複数の男性からプロポーズされてるし。結果的にはご結婚おめでとうな小池栄子のためのドラマだった
ように思います。（鑑賞日2007/7月～9月）
評価 ★★★★

題名　「深呼吸の必要」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　　深呼吸の必要＞　　
出演者香里奈、長澤まさみ、谷原章介、成宮寛貴ほか
あらすじさとうきびを刈るお話です。
感想意外に感動できました。それぞれの逃げ場所として辿り着いた場所で少しずつ癒されていく様は私でも
キビ刈り隊に入隊したくなってしまいました。まさみ様の出演機会が少なかったのは残念でしたが、それを
補えるだけの内容だったと思います。それにしても香里奈はなんて顔が小さいのでしょう。驚きです。
（鑑賞日2007/9/15）
評価 ★★★★★

題名　「ホタルノヒカリ」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ホタルノヒカリ
出演者綾瀬はるか、藤木直人、国仲涼子、武田真治ほか
あらすじ干物女が恋にめざめるお話です。
感想結果的にはこの年の夏はこのドラマのために生きていたように思います。ラスト前まではパーフェクト
世界記録ペースだったです。綾瀬はるか演じるホタルのキャラクターはとても面白かったです。マコトと
距離を縮める過程も見てて微笑ましかったです。それだけに最終話の最後の１５分が非常に残念でした。
メルヘンな私には変化球気味のラストが少し腑に落ちませんでした。察するにマコトが潔すぎたからなの
かもしれませんね。私の私生活に潤いをもたらすには部長のような常識があっておせっかいな異性の
同居人が必要なのかもしれませんね。（鑑賞日2007/7月～9月）
評価 ★★★★★＋

題名　「ＳＷＡＴ」（ジャンル・・・洋画アクション） S.W.A.T.
出演者サミュエルＬジャクソン、コリンファレル、ミシェルロドリゲス他
あらすじ米特殊警察部隊ＳＷＡＴが凶悪犯を護送するお話です。
感想楽しめました。ストーリーにひとひねりあったので飽きずに最後まで見れました。アクションもなかなか
カッコよかったように思います。それぞれの人物像がしっかりと確立されていたのが勝因だったように
思います。でも結局は身内から裏切り者をだしたことでチームは最後には解散させられたのでしょうか？
　　　　　　（鑑賞日2007/9/9）
評価 ★★★★★

題名　「君がくれた夏」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）君がくれた夏
出演者深田恭子、滝沢秀明、武井証、勝村政信、夏八木勲ほか
あらすじ息子が不治の病に襲われてしまうお話です。
感想無理くりに視聴者を感動させようという２４時間テレビ側の意図にはまってしまい、不覚にも感動して
しまいました。まだ小さい子供でしかも重病なのに周りを思いやってがんばって生きる姿を見て涙が出そう
になりました。ドラマ全体の暗い雰囲気にタッキーの陰性の演技がうまくはまり、さらに久しぶりに
見せる姫の可愛さと気丈さが美味しい味を出してました。無駄に生きている私には大いに反省させられる
お話でした。こんな人が現実にいらっしゃるのですから、貧乏でも元気に生活できてる人はコンビニのレジの
際には毎回募金をしないといけないのでしょうね。（鑑賞日2007/8/18）
評価 ★★★★★
　　　

題名　「ラフ」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）ラフ ROUGH
出演者長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、市川由衣ほか
あらすじ１００米自由形日本記録保持者の恋敵に立ち向かう高校生のお話です。
感想まぁまぁでした。交通事故にあったりとか親同士が和菓子屋のライバル同士とかの変な因縁がストーリーの
焦点をぼかしてしまった印象で、結局心に残ったのが失恋した市川由衣が寮母さんに励まされるシーン
だったりして、なんか力を出し切れなかったように思います。注目のバストもおそらく押しつぶされ
ていたのでしょう、市川由衣に負けてました。結果的にはＢ級映画っぽくなってしまって本当に残念では
ございました。（鑑賞日2007/8/18）
評価 ★★

題名　「オーシャンズ１２」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ジョージクルーニー、ブラッドピット、マッドデイモン、アンディガルシア、ジュリアロバーツ、
キャサリンセタジョーンズほか
あらすじ１２人が美術品を盗もうとするお話です。
感想そういえば「イレブン」では次を見るようなことを書きつつ見そびれてたのですね。細かな点はともかく
として大筋では楽しめました。ストーリーは複雑とはいえ私にわかるレベルでしたし、キャサリンが加わった
ことで厚みが増したように思います。最悪の状況からの逆転劇への過程や、エスパー伊東のような
業を持つひとりに矛盾が感じられたのですが、圧倒的なキャストの存在感とチームワークが反論を許さない
ように思えます。これなら１３も大いに期待できそうです。（鑑賞日2007/8/11）
評価 ★★★★☆

題名　「トゥームレイダー」（ジャンル・・・洋画アクション）トゥームレイダー
出演者アンジェリーナジョリー、ノアテイラーほか
あらすじ時間を操るカギを巡って悪の秘密結社と戦うお話です。
感想純粋にそこそこ面白かったです。こういったジャンルの作品には因縁めかした複雑さがありがちなの
ですが、今回の作品は頭を使わずともわかりやすくて見やすかったです。ジョリーのアクションシーンは
カッコよかったですが、やはり私のタイプの女性ではなかったので逆に安心して楽しめました。ヒマツブシに
見るには丁度いい作品に思えます。（鑑賞日2007/8/8）
評価 ★★★★
　　　

題名　「ドラゴン桜」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ドラゴン桜
出演者阿部寛、長澤まさみ、長谷川京子、山下智久、新垣結衣、小池徹平他
あらすじ龍山高校の生徒が東大を目指すお話です。
感想めっちゃ面白かったです。考えられる中でのほぼ最強のキャスティングもさることながら、ストーリーも
面白かったです。世間の学歴偏重主義とそこに至るプロセスの運不運や実務面でのテクニックなど考えさせ
られたりタメになりそうなエッセンスも多くて実用的でした。最終的には完全なハッピーエンドでなかったのも
現実的でよかったと思います。役柄的にプリンセスが地味だったのでトキメケなかった部分がマイナスでした。見て
おいて損はない作品だと思いました。（鑑賞日2007/7/29）
評価 ★★★★★＋

題名　「キャッチミーイフユーキャン」（ジャンル・・・洋画サスペンス）キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
出演者レオナルドディカプリオ、トムハンクスほか
あらすじ小切手偽造犯とＦＢＩとの追いかけっことその後のお話です。
感想わりと面白かったです。特に更正後のお話は印象に残りました。逃げ回ってるうちはタイホされる不安に
怯えてお金はあっても楽しくはなさそうでしたが、再雇用後は安らげたように思えます。そんな犯罪抑止効果も
期待できる良い作品のように思いました。（鑑賞日2007/7/1）
評価 ★★★★☆

題名　「プロポーズ大作戦」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）プロポーズ大作戦
出演者長澤まさみ、山下智久、榮倉奈々、濱田岳、藤木直人ほか
あらすじ大好きだった幼馴染を取り戻すために過去にハレルヤチャンスするお話です。
感想最初は確かに対象が小さくて感情移入できませんでしたが、話が佳境に入るにつれ面白くなってきてくれて
よかったです。ヤマピーの決定力の無さは見ててつらかったですがまさみ様演じる礼も全然素直じゃなく、
この二人だけの物語だったら本当にもどかしい駄作だったと思います。そこに榮倉奈々ら他の３人が
バランスよく加わったことでいい感じに見られるドラマになったと思います。ラストは個人的にはまさみ様
脱走説３割、空耳説７割といった感じに思ってますが悪くない幕の引き方だったと思います。ラスト前で
まさみ様のドレス姿での駆け足で揺れ動くお胸さんに彼女の大いなる未来を予感させてくれました。
私にもあんな幼馴染がいれば今頃は。。。（（鑑賞日2007/4月～6月）
評価 ★★★★

題名　「そのときは彼によろしく」（ジャンル・・・邦画ドラマ）そのときは彼によろしく
出演者長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、和久井映見ほか
あらすじ水草屋の店長の家に元モデルの幼馴染が転がり込むお話です。
感想意外な展開にびっくりでした。お話としてはよく出来てたと思いますし、涙そうそう以上に感動的だった
と思います。某新聞で指摘された演技面の拙さももちろん感じませんでした。逆にカメラワークがなんか
テレビ的というか物足りなく感じてしまいました。見て損はしないタイトルだとは思います。月並み
ですが私も水草屋の店長だったならばパン屋さんとお食事デートしたり元モデルの子とファーストキス
したりできたのでしょうか？（鑑賞日2007/6/17）
評価 ★★★★★

題名　「ただ、君を愛してる」（ジャンル・・・邦画ラブストーリーただ、君を愛してる）
出演者宮崎あおい、玉木宏、黒木メイサ、小出恵介ほか
あらすじ写真が　　　趣味の大学生に片想いするウソツキの女の子のお話です。
感想意外にヘビーな展開に戸惑いましたが、それはそれで楽しかったです。宮崎あおい様演じる静流のキャラ
クターが立っていたのが勝因だと思います。現実に身近にいると面倒かもしれませんが、「好きな人の好きな
人を好きになる」、眼鏡を外すと美人だった等々、萌えの要素が十分感じられました。これであおい様
以外の出演者がもうひとひねりアクがあればもっと面白かったのでしょう。でも衝撃のラストなど見所は
満載でした。月並みながら私も入学式に遅刻していれば同棲できてたのかもしれませんね。（鑑賞日2007/5/27）
評価 ★★★★☆

題名　「ウォークザライン」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
出演者ホアキンフェニックス、リースウィザースプーンほか
あらすじ実在のアメリカの歌手ジョニーキャッシュの人生のお話です。
感想あんまり印象には残りませんでした。ドラッグにはまる気持ちは少し同情できましたが、ステージ上で
プロポーズしたりなんか筋が通っていないというか共感は出来ませんでした。二人の結末もどうも腑に
落ちないですし自分には合っていない作品に思えました。（鑑賞日2007/5/19）
評価 ★★

題名　「めぞん一刻」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）めぞん一刻
出演者伊東美咲、中村大樹、岸辺一徳、高橋由美子、岸本加代子ほか
あらすじ下宿の管理人の未亡人に一目ぼれする浪人生のお話です。
感想楽しめました。ギャグのテンポも悪くはないですし出演者がみな個性的で面白かったです。ただスパイダー
マン２みたいに続編含みにして終わったのが気持ち悪かったのと、どうも過去に見た作品の陰が私の頭の
中でシンクロしてしまって感情移入できなかった点が少し残念でした。たとえば伊東美咲の今回と「海猫」
とのギャップや、「一刻館」の坂が「阿修羅のごとく」の坂と同じだ、とか。月並みですがうちのマン
ションにもこんな綺麗な管理人さんになってくれたらなと思いました。（鑑賞日2007/5/12）
評価 ★★★★

題名　「ロミオとジュリエット」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ロミオとジュリエット〜すれちがい〜
出演者長澤まさみ、滝沢秀明、三浦友和、山下真司ほか
あらすじ刑事の娘と容疑者の息子が出会うお話をシェイクスピアのお話になぞらえてました。
感想なんかスッキリしないところもありましたが、わりとは楽しめました。まさみ嬢の可愛さがやや全体の
趣旨からは浮き気味にも見えましたが、父親役の三浦友和のメイチの演技やら見所はたっぷりでした。
ストーリーもかなりの出来映えに感じました。それなのにこの物足りなさは、カメラワークに原因が
あるのかなと、一枚の画に無意味に頭部分がきれてたり妙なところで風に揺れてるように動いたりとアン
バランスさが目に付きました。あと、まさみ嬢の陽性さがタッキーやドラマ全体の陰性さとマッチしな
かったのかなと思ったりしました。個人的には「富豪刑事」で捜査を取り仕切ってた鎌倉警部役の山下真司が
今回は警察から追われる役、しかも追うのが部下だった升毅だったのが少しだけツボでした。今春最大の
目玉「プロポーズ大作戦」へのステップレースとしては少し不安が残る内容でした。（鑑賞日2007/4/15）
評価 ★★★★

題名　「ダヴィンチコード」（ジャンル・・・洋画サスペンス）ダ・ヴィンチ・コード
出演者トムハンクス、オドレイトトゥ、イアンマッケラン、ジャンレノ他
あらすじ殺された祖父の隠し持った秘密を探し回るお話です。
感想まぁまぁ楽しめました。犯人から逃れながら核心に迫っていく作りは、どんでん返しも織り込みつつ
見応えがありました。自分は学校で世界史を習ってたので多少の予備知識はあったので楽しめましたが、
テンプル騎士団とかマグダラのマリアとかがわからないとしんどいかもしれません。あと登場人物がわかり
にくかったです。原作を一定時間のフィルムに詰め込めきれなかった印象です。もう少し頑張れば傑作に
なりそうだっただけに惜しいです。（鑑賞日2007/3/31）
評価 ★★★★

題名　「タイヨウのうた」（ジャンル・・・邦画ドラマ）タイヨウのうた
出演者ＹＵＩ、塚本高史、岸谷五朗、通山愛里ほか
あらすじ太陽を浴びると死んでしまう病気「ＸＰ」の少女が死ぬまで生きるお話です。
感想恋人にしたい女性アーチスト部門で大塚愛を抑えて一位に輝いていた主演のＹＵＩをチェックしたくて
ＤＶＤで見ようと思ったのですが、お話的にはそれほど感動はしませんでしたがけっこう楽しめました。
なんか舞台設定がずるい分ハンデになってた気はします。ＹＵＩも台詞が聞きにくかったとはいえ無難に
難しい役どころを演じてはったと思います。病気の人が一生懸命生きてるのに自分はろくでもない生き方を
してるなと少し反省してしまいました。（鑑賞日2007/3/25）
評価 ★★★★

題名　「ヴァンヘルシング」（ジャンル・・・洋画アクション）ヴァン・ヘルシング
出演者ヒュージャックマン、ケイトベッキンセール、ウィルケンプ、リチャードロクスバーグほか
あらすじモンスターハンターが不死身のドラキュラをやっつけるお話です。
感想わりと面白かったです。最後まで飽きずに見れましたし、戦闘シーンも素直にＣＧに移れましたしこれで
十分だと思います。ただ他の方のレビューを見ると物足りなかったりのようですね。私はフランケンシュタ
インがなんかカッコイイなって思いました。あと吸血鬼のおねいさん。ヒロインの子よりも断然かわい
かったです。全体的にバランスよく出来てましたので安心して見られる作品だと思いました。
　　　　　　　（鑑賞日2007/3/21）
評価 ★★★★★

題名　「ユーガットメール」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）ユー・ガット・メール
出演者メグライアン、トムハンクスほか
あらすじチャットで知り合った二人は現実世界では敵同士だったというお話です。
感想ブラックメール対策の一環として見たのですが、そこそこは楽しめました。当時は現実に婚約者がいた
のに見知らぬ人とのメールにはまるという神経はずっと理解できなかったのですが、展開的にはこういう
流れもありなのかなとは思いました。メグさんも今風の可愛いだけじゃない女の子を好演していたように
感じます。でもメールの相手が誰かを最後まで気付かない鈍感な人ならば店が潰れても文句は言えないで
しょう。いや、気付いていないフリをずっとしていたのなら、やはり女性は魔物ですね。（鑑賞日2007/3/18）
評価 ★★★★

題名　「私の頭の中の消しゴム」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）私の頭の中の消しゴム
出演者深田恭子、及川光博、船越英一郎、中尾明慶ほか
あらすじ若年性アルツハイマーの女の子が恋をして結婚して病院に行くお話です。
感想楽しめましたし感動しました。某映画版とは格段の違いでした。やはり姫の天性の天然さがドラマを暗く
させず可愛く仕上げたのでしょう。映画ではラブストーリー方面に無駄に軸足をおいてたのが鼻につき
ましたが、今回のは二人の恋愛ももちろんですが、家族愛や病気と向き合う姿などもしっかり描かれて
いて好感が持てました。気になったのは医者役の船越氏のセリフの前の間合いの溜め（存在感と面倒の
ギリギリでしたね）と、やはり姫の愛くるしさでした。久しぶりのラブストーリーの役は彼女の全盛期を
垣間見させてくれました。永久保存版にしてもいいくらいの会心のヒットでした。（鑑賞日2007/3/17）
評価 ★★★★★＋

題名　「ファムファタール」（ジャンル・・・洋画サスペンス）ファム・ファタール
出演者レベッカローミンステイモス、アントニオバンデラスほか
あらすじ仲間を裏切った女ギャングが写真を撮られてピンチになるお話です。
感想微妙でした。カメラワークが唐突に演者視点になったり二分割されたりと、見づらかったです。最後のオチ
だけは意表をつかされて面白かったですが、全体的なストーリーは間延びした感じがしてしんどかったです。
官能的なシーンも何箇所かありましたがさほどそそられず、どうも褒め難い作品でございました。人生の
分岐点ともたとえられる、電子のほんのちょっとの軌道修正が社会を大きく変えるものだと思いました。
不思議ですね。（鑑賞日2007/1/28）
評価 ★★★

題名　「オペラ座の怪人」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）オペラ座の怪人
出演者ジェラルドバトラー、エミーロッサム、パトリックウィルソン他
あらすじ音楽の先生が実はコンプレックスの塊だったというお話です。
感想社会の常識のお勉強の一環として見たのですが本当に勉強になる趣深い作品でした。視線が三地点を行っ
たり来たりさせざるをえず、けっこう大変でした。まずストーリーを追うための画面全体と画面下の字幕
スーパー（オペラ調だから吹き替えはないようです、いや、なくていいでしょう）そして出演女性陣が
皆胸の開いたドレスを着てたのでその胸元へと。特に台詞がなんか荘厳さを感じてぐっと来ました。
（それでも異訳が多いらしいです。私は英語はわからないし、そういうフィルターもコミで見させられる
ものと思ってるので関係ないのですが、詳しくはこちらで）。思い通りにならなくなった弟子への怪人
ファントムのゆがんだ愛情を見てると、彼がひとりで洞窟の中で育ったのが原因となったからでしょうから、
やはり人間は社会とかかわりを持つべきなのでしょうね。この物語が悲劇なのならば、同情からとはいえ
犯人を野放しにしておいたマダムジリーが一番の悪者かもしれませんね。（鑑賞日2007/1/27）
評価 ★★★★★＋

題名　「ＳＨＩＮＯＢＩ」（ジャンル・・・邦画アクション） SHINOBI
出演者仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、沢尻エリカ、椎名桔平ほか
あらすじ伊賀の姫と甲賀の王子さまが愛し合っているのに殺しあう運命になるお話です。
感想話題の沢尻エリカ出演というのがきっかけで怖いもの見たさにテレビで流れてたのを見たのですが、意外に
楽しめました。いろんな必殺技を持つ人がいながら、最強かつ最後に生き残った人がその武器を放棄する
ことでしか争いを止めることができなかったのは某国の核実験の行く末を見ているようで切なかった
です。仲間さんオダギリさんの演技も見れましたし、その分だけ沢尻エリカの陰が薄くなってしまったのは
仕方がないかもしれません。平和な世の中に生まれてよかったです。（鑑賞日2007/1/21）
評価 ★★★★☆

題名　「ブラザーズグリム」（ジャンル・・・洋画ファンタジー）ブラザーズ・グリム
出演者マットデイモン、ヒースレジャー、モニカベルッチほか
あらすじ詐欺師集団グリム兄弟が森の中での誘拐事件を解決するお話です
感想なかなか楽しめました。普段は素朴な役の多いデイモンが活発な役柄を演じてたのが興味深かったです。
ストーリーも二転三転して面白かったですが、一部グロかったのだけは嫌でした。やはり自然の摂理は
大事にしないといけないということですね。（鑑賞日2007/1/20）
評価 ★★★★☆

題名　「大奥スペシャル～もうひとつの物語～」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）大奥スペシャル〜もうひとつの物語〜
出演者深田恭子、貫地谷しほり、吉沢悠、浅野ゆう子ほか
あらすじ大奥の女中が将軍暗殺計画に巻き込まれるお話です。
感想なかなか楽しかったです。女同士の愛憎劇をイメージしてたのですが、どちらかといえば中途半端な
コメディに思えました。映画の宣伝的な番組の位置づけのようでしたので、それも仕方なかったのでしょう。
唯一、姫が最後に鈴を鳴らすシーンは心の中が見えた場所に思えました。姫にはこういうコメディもの
しかオファーが来なくなったのかと思うと正直微妙な心境です。（鑑賞日2007/1/10）
評価 ★★★★
　　　

題名　「スクールウォーズ／ＨＥＲＯ」（ジャンル・・・邦画ドラマ）スクール・ウォーズ HERO
出演者照英、和久井映見、内田朝陽、ＳＡＹＡＫＡ、里見浩太朗ほか
あらすじ荒んだ高校のラグビー部を蘇らせる先生のお話です。
感想まぁまぁ面白かったです。スポ根物とかは本来苦手なのですが、これはなんとか見られました。主役の
照英の暑苦しいお芝居もそれで今回はアリだとは思いました。ただ、せっかく中川家や寛平師匠が出て
はるのにお笑いの要素が全くなかったのが残念でした。それにしてもラグビーというスポーツをする
人たちはみんなあんなにマゾなのでしょうか？（鑑賞日2007/1/8）
評価 ★★★★

題名　「明智光秀～神に愛されなかった男」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）明智光秀
出演者唐沢寿明、長澤まさみ、柳葉敏郎、上川隆也、小西真奈美ほか
あらすじ明智光秀が織田信長に仕え、そして本能寺で討つまでのお話です。
感想良かったです。キンカンとサルがお互いを認め合う過程、信長が次第に常軌を逸する過程などは見応えが
ありました。また、「オレンジデイズ」ではコウ様、美帆さまに対してもマイペースに見えた小西真奈美が
今回はまさみ様と張り合うように張り切って演じていたように見えたのが印象的でした。ただ願わくば
まさみ様をもっと登場させてほしかったのと、引き目のカメラワークのせいでしょうが、アクションシーンに
迫力がもっとあればなとは思いました。歴史上の出来事のスキマを埋める想像力に訴えかける好作品
だったように思います。（鑑賞日2007/1/3）
評価 ★★★★☆

題名「結婚できない男」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）結婚できない男
出演者阿部寛、夏川結衣、国仲涼子、塚本高史、高知東生ほか
あらすじ偏屈な独身４０男のお話です。
感想面白かったです。歩き方ひとつで表現させる阿部氏がジョニーデップの領域に感じました。また、夏川結衣も
同じようなシチュエーションでも態度が変わる３０台独身女性の不安定な心理をうまく出してたように思います。
モロ私の好みの容姿だったからというのは言うまでもありませんが。ラストは全体の最大公約数的な場所に
納まってやや物足りなかったのですが、最後まで飽きさせないストーリーは見事でした。やはり結婚するには
隣に綺麗な女性が住んでいるか、マメに病院に通うかしないと無理なのでしょうね。（鑑賞日2006/12/31）
評価 ★★★★★＋

題名「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト」（ジャンル・・・洋画アクション）デッドマンズ・チェスト
出演者ジョニーデップ、オーランドブルーム、キーラナイトレイ、ビルナイほか
あらすじ宝物を探すお話です。
感想微妙に期待はずれでした。パート３への助走編だったせいか、盛り上がりに欠けるというかテーマが見えま
せんでした。一方でパート１の筋書きを忘れかけてたので人物の関係性などが見えにくかったです。船長の
コミカルでいい加減な仕草と言動やラスト近くでようやく見せたキーラの妖艶さは光ってましたし、ストーリーも
一気に鑑賞させてしまうほど勢いも確かにあったのですが、やはり期待していた何かが感じられませんでした。１を
復習してから見るほうがよいでしょうね。　　（鑑賞日2006/12/25）
評価 ★★★★

題名「犬神家の一族」（ジャンル・・・邦画サスペンス）犬神家の一族
出演者石坂浩二、深田恭子、松嶋菜々子、尾上菊之助、富司純子ほか
あらすじ犬神家の人々が殺されるお話です。普通でした。
感想リメイク作品なので、ほとんどを忘れてはいたのですが、前作をいつかどこかで見たであろうせいで、既視感を
感じてしまいました。そのせいで結末までのストーリーすらがあらかじめ見えてしまい、なので石坂演じる
金田一の存在感が小さく思いました。犯人がひらめいた時の署長さんの仕草や、最後にお土産に生卵を
もたせようとする姫などの細かな見所はあったのですが、なんか消化不良でした。もしかすると前作のほうが
見応えがありそうな気がします。　　（鑑賞日2006/12/24）
評価 ★★★

題名「ラブ★コン」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）ラブ★コン
出演者藤澤恵麻、小池徹平、玉置成実、工藤里紗、オール阪神巨人、温水洋一ほか
あらすじ背の高い女の子と背の低い男の子との学園ラブコメです。
感想めっちゃ面白かったです。「キュン死」「よろしＱＵＥＥＮ」などの独特の世界観と、主人公の素直に気持ちを
出せない性格がツボにはまってしまいました。全編通されていた関西弁もそんなに違和感は感じられませんでした。
ムツゴロウ先生の動物的解説と温水先生のヅラ、さわやかな人力車のおじさん、「どげざ出演」なのにどこに
いたのかわからないウェンツくんなど、お笑い要素も高得点だと思います。ただ肝心な成実様の上から物を言う
役柄には少し引いてしまいました。月並みながら私もキュン死してみたいものですね。（鑑賞日2006/12/23）
評価 ★★★★★

題名「レモニースニケットの世にも不幸せな物語」（ジャンル・・・洋画サスペンス）レモニー,世にも不幸せな物語
出演者・ジムキャリー、ジュードロウ、エミリーブラウニングほか
あらすじ両親をなくした３姉弟が遺産を狙う殺人犯から逃れるお話です。
感想まあまあ楽しめました。話に一定の流れがありましたし、登場人物も、いい加減な親代わりの銀行員など、
それぞれに個性的で良かったです。ただ見入るほどの盛り上がり感にも欠けたのは否めません。ジムキャリーの
演技もかなり過剰に感じられてしらけました。主人公のバイオレットのソニン似の顔と網タイツのような
衣装が一番の見所だと思います。大人がしっかりしないと子供が大変だなと思いました。（鑑賞日2006/12/23）
評価 ★★★★

題名「ロボコン」（ジャンル・・・邦画ドラマ）ロボコン
出演者長澤まさみ、小栗旬、伊藤淳史、塚本高史、鈴木一真、須藤理彩ほか
あらすじロボットの大会を優勝するお話です。
感想感動しました。なじみにくい題材ですが、オタクくさくなくてむしろ爽やかに話が進み、最後まで飽きずに
見れました。しかも長澤まさみがめっちゃ可愛かったです。「実はお泊りセットを持ってきたんだ」ご飯７杯は
食べられそうです。あと顧問の先生の寝起きシーンは一挙手一投足に大注目でした。小栗くんの演技も
繊細で心地よく、オダギリ級のかっこよさを感じました。見所満載の良作だったように思います。次の目標は
徳山→東京の自転車ツアーかな。何週間かかるのだろう？　　（鑑賞日2006/12/23）
評価 ★★★★★

題名「ブレイブストーリー」（ジャンル・・・邦画アニメ）ブレイブストーリー
出演者松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士ほか
あらすじ離れ離れになった家族を取り戻すために異世界を冒険するお話です。
感想けっこう面白かったです。宮部みゆきさん原作なだけあって、ストーリーも緻密で、しかも目的達成だけが
人生じゃないというメッセージもあって良かったです。ただいかんせん、絵柄が。。可愛くもかっこよくも
ない個性もないというか。。。アニメ全体のトーンがどうしても私には好きになれませんでした。好みの
問題ですね。私には他を圧倒するほどの強い願望のあるミツルが少しうらやましかったりもしました。
　　（鑑賞日2006/12/18）
評価 ★★★★★

題名「シンシティ」（ジャンル・・・洋画アクション）シン・シティ
出演者ブルースウィリス、ミッキーローク、クライヴオーウェン、ジェシカアルバ、イライジャウッド他
あらすじ暴力の街SIN CITYで戦う３人の男のお話です。
感想斬新でした。映像がほとんどモノクロなのに、血や眼鏡などの強調したい部分だけ原色で登場させる手法は
部分的には見やすくて面白かったです。ただ肝心のストーリーがわかりにくかったです。３つの話が微妙に
混ざってて私にはわかりづらかったです。ただ迫力は感じました。あと出場場面は少なかったですがジェシカ
アルバはチェックしたい美女でありました。いずれにしてもこんな街には住みたくないですね。私なら絶対
逃げ出しそうです。いや、その前に殺されるね、確実に。　　（鑑賞日2006/12/17）
評価 ★★★★☆

題名「嫌われ松子の一生」（ジャンル・・・邦画ドラマ）嫌われ松子の一生
出演者中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、柴咲コウ、木村カエラ、カンニング竹山ほか
あらすじ男運の悪い松子さんの男遍歴のお話です。
感想楽しめました。普通に考えると不幸な一生なのに、後味がすっきりして見られたのは、松子がある種の癒し系
だったからでしょう。だから変な男にまとわりつかれる運命だったのかもしれませんが、なんかゴミ屋敷時代が
自分の将来とリンクしそうでちょっと不安にもなりました。中谷・柴咲・木村３名の区別がつかなかった
所と、晩年をもっと描いてほしかった点だけがマイナスでしたが、それ以外はかなり面白かったと思います。
　　（鑑賞日2006/12/3）
評価 ★★★★☆

題名「亡国のイージス」（ジャンル・・・邦画アクション）亡国のイージス
出演者真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一ほか
あらすじ最新鋭戦艦内で起こったクーデターのお話です。
感想うーん、まずまずでしょうか。ソコソコは楽しめましたが、なんか物足りなかったです。たぶん副長寺尾率いる
幹部たちが船を乗っ取るほどの行動を起こした割にはイザと言う時の覚悟が足りなかったからでしょうか。
だから切迫感が伝わりにくかったのかもしれません。ただテーマとしての守る対象を見失った今の日本の
姿は考えさせられましたし、共感も感じます。それでも他国に売るほど腐ってはいないと自分は思います。
私は本では読んでないのですが、映画では小説にあったディテールが省略されてるようなので、きちんと楽しむ
には本を読んだ方がいいのかもしれません。ということは映画化に成功したとは言いがたいのかもしれません。
豪華キャストでなんとか見られた形にはなったでしょう。　　（鑑賞日2006/11/25）
評価 ★★★★

題名「セーラー服と機関銃」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）セーラー服と機関銃
出演者長澤まさみ、堤真一、小泉今日子ほか
あらすじ普通の女子高生がヤクザの組長になってそして誰もいなくなるお話です。
感想全てが面白かったです。星泉の可愛らしさ、佐久間さんのカッコよさはとても素敵でした。お話としては
ほとんどがガンジーのようにマゾっ気たっぷりでもどかしかったです。それが最後の乱射シーンへの助走と
なるのでしょうが、私的には痛々しかったです。ただラストが笑顔で終わってたのでそこが物凄く救われ
ました。続編を期待したいのですがどうですかねぇ。　　（鑑賞日2006/10月～11月）
評価 ★★★★★

題名「初恋」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）初恋
出演者宮崎あおい、小出恵介ほか
あらすじ孤独な少女が３億円を強奪するお話です。
感想微妙でした。物語全体にいえることだったのですが、なんか陰気くさくてわかりにくかったです。孤独と無力感が
テーマだったからしょうがないですかね。あおい様にはキャビキャビした可愛い演技を期待してただけに、
少し肩透かしでした。綺麗になってたし。社会でも恋愛でも自分に自信を持てない青二才は、権力の強さの
前では何をしても結果を残せないのかなという気になってしまい、少しブルーになってしまいました。
　　（鑑賞日2006/11/18）
評価 ★★★★

題名「サージェントペッパー／ぼくの友だち」（ジャンル・・・ドイツ、ドラマ）サージェント・ペッパー
出演者ウルリクトムセン、ニールトーマスほか
あらすじ虎のコスプレの子供が遺産を相続した犬と仲良くなるお話です。
感想わかりやすくて面白かったです。動物物・子供物はむしろ苦手なのですが、すっとストーリーに入られ、しかも
最後まで楽しめました。隙の多い敵役の女の人やせんべい博士のようなチャーミングな父親など、個性的な
脇役陣が心地よいアクセントとなってたのかもしれません。さらにラストがわかりやすいハッピーエンドだった
ので、そこも良かったです。自分に自信がないと子供をうまく育てられないのでしょうね。勉強になりました。
　　（鑑賞日2006/11/5）
評価 ★★★★★＋

題名「親密すぎるうちあけ話」（ジャンル・・・フランス、ラブストーリー）親密すぎるうちあけ話
出演者サンドリーヌボネール、ファブリスルキーニほか
あらすじ精神科医に間違われたバツイチの税理士のお話です。
感想悪くはないのだと思います。段々と惹かれあっていく過程なんかは丁寧に思えましたし、ただいかんせん私には
話の内容が高次元でして、少し難しかったです。そんなに楽に見る映画ではなさそうです。私の部屋にも
間違って夫の相談に若くて綺麗な奥様が駆け込んでこないかしら。でも絶対精神科医には見えないから
ばれちゃいますね。　　（鑑賞日2006/11/5）
評価 ★★★

題名「白夜行」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）白夜行
出演者綾瀬はるか、山田孝之、武田鉄矢ほか
あらすじ親を殺した少年と少女が時効の日まで頑張ろうとするお話です。
感想良かったです。前半はラブストーリー、後半はサスペンスとして楽しめました。残念ながらハッピーエンドとは
言えないのでしょうが、当人たちがむしろ望んだ結末だったのでしょうからそれで良かったのでしょう。それに
しても子供の教育って大事ですよね。親がちゃんとしないと子供以外にもいろんな人が不幸になって
しまいますし。全体的にトーンが暗いのでオススメはしませんがいろんなことを考えさせてくれた良品だったと
思います。　　（鑑賞日2006/10/29）
評価 ★★★★★＋

題名「プライドと偏見」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）プライドと偏見
出演者キーラナイトレイ、マシューマクファディン、ドナルドサザーランドほか
あらすじ五人の年頃の娘を持つ家族のお話です。
感想評価が難しいです。あえてつけるなら前半が三ツ星、終盤は５つ星ダッシュに思いました。話に入り込むまでに
かなり苦労しました。人物関係がわかりにくいのと、展開に躍動感が感じられました。けれど後半は姉妹が
それぞれに運命の人と結ばれていって、そして最後はキーラが、と加速度的に盛り上がって良かったです。
ラストの余韻も味わい深く個人的にも大好きな終わり方に思いました。中世イギリスの景観の良さも目の保養に
なりスパイスになっていたと思います。西欧の文化に精通していればもっと面白く見られたかもしれません。
やはり恋愛にもある程度の財力が必要なんですね。　　（鑑賞日2006/10/28）
評価 ★★★★☆

題名「涙そうそう」（ジャンル・・・邦画ドラマ）涙そうそう
出演者妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、塚本高史、船越英一郎ほか
あらすじ同じ屋根の下で血のつながらない兄妹が暮らす物語です。
感想普通には感動はできました。特に妹のことを妹として思いやってばかりいる「にいにい」がポイントだったと
思います。頼りなげな男の子を演じさせればブッキーは最強かもしれません。鈍感な私は気付きませんでしたが、
長澤まさみからにいにいへのビームはわかりやすかったので、それに対するにいにいの反応にはかなり
物足りなさを感じました。作品全体的に良かったのですが、序盤のカメラワークが手ぶれ感覚で私が映像酔い
（もちろんその時は素面でした）したのと、ラストの怒涛の感動シーンの連続に押し付けがましさを感じて
しまったのがマイナスポイントでした。世間的には名作になりそうですが、だからこそ長澤まさみ様ご出演
とはいえ辛目の評価で。　　（鑑賞日2006/10/15）
評価 ★★★★

題名「ウォーターワールド」（ジャンル・・・洋画アクションウォーターワールド）
出演者ケビンコスナー、デニスホッパー、ジーントリプルホーン他
あらすじ海しかない世界で、大地を目指すお話です。
感想そんなに悪くはないと感じました。不評のアクションシーンもわりと迫力は感じられましたし、筋書きも
そこそこ楽しめました。ラストはどこかに放浪癖がある男の本能のようなものが感じられて私はよかったです。
ただもう一歩踏み込める余地があったようで、そこが足りなかったところでしょうか。だから感動が薄く
感じたのだと思います。私はちがうのですがロリコンの方々には萌える作品かもしれません。（鑑賞日2006/9/16）
評価 ★★★★

題名「火垂るの墓」（ジャンル・・・邦画アニメ）火垂るの墓
出演者スタジオジブリ製作、高畑勲監督
あらすじ戦時を生きた二人の兄妹のサバイバルのお話です。
感想喉許に鈍器を当てられたような印象でした。感動とは一味違う、なんというか。必然と言ってしまえばそうなの
でしょうが、犯人探しをすると叔母を主犯とした当時の世界全体が二人をあそこまで追い詰めたのでしょうね。
だけど火事場泥棒はいけません。その代償は大きかったです。最後まで見終わってもう一度オープニング
を見直すと、また違った見方ができますが、もう一度全部見直すという勇気は私にはありませんでした。それに
ひきかえ恵まれた環境の私はもっとがんばらなあかんなと思い直すとともに、失恋等凹んだ時に見ると
いいかもしれませんね。いずれにしても取り扱い要注意の作品でした。絶対キッズ物ではないはずです。
　　（鑑賞日2006/8/19）
評価 ★★★★☆

題名「シークレットウィンドウ」（ジャンル・・・洋画サスペンス）シークレット・ウインドウ
出演者ジョニーデップ、ジョンタトゥーロ、マリアベロほか
あらすじ離婚間近の書けなくなった小説家が盗作だと言われて怯えるお話です。
感想十分に楽しめました。これはデップのプロモと言ってもいいほどに存在感が圧倒的でした。ストーリーも納得の
もので見終わった後逆算するとぴたりと辻褄が合うように思えました。ま、私には犯人はずっと見当がついて
ましたが。デップ以外の配役が考えられない、デップひとりの作品だったといえるでしょう。　（鑑賞日2006/8/14）
評価 ★★★★

題名「ＳＰＩＲＩＴ」（ジャンル・・・中国アクション） SPIRIT/スピリット
出演者・ジェットリー、中村獅童、スンリーほか
あらすじ天津一の強さを目指す格闘家のお話です。
感想よかったです。最初はマフィア映画かと勘違いしそうになりましたが、後半は自分の過ちに気付いて改心し、
逆に仙人のような考え方になったのには賛否が分かれそうです。特に中村獅童との茶のお話は私は勉強になり
ましたが、くどいといえばくどかったように思います。彼が土をいじることでまっとうになったように、私も普通の
人間になれるようにがんばります。　　（鑑賞日2006/8/13）
評価 ★★★★★

題名「ソナチネ」（ジャンル・・・邦画ヤクザ）ソナチネ
出演者ビートたけし、大杉漣、寺島進ほか、北野武監督
あらすじ沖縄に鉄砲玉として送られるヤクザたちのお話です。
感想楽しめました。あれだけ一緒に過ごしてた子分たちもあっけなく死なせるという独特の死生観や感情を殺して
立ち向かうビートたけしの殺戮シーンなど見所満載でした。「血と骨」の時とはまた違ったビートたけしの
凄みを感じさせられました。真夏なのに背筋がぞっとするような透明感は、片足をホラーに突っ込んでた
気がします。さらに随所にあるお笑いシーンなど全体のバランスも良かったと思います。たしかに北野作品は
この一本で語れるかもしれませんね。　　（鑑賞日2006/8/12）
評価 ★★★★★

題名「ニューワールド」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）ニュー・ワールド
出演者コリンファレル、クオリアンカキルフィー、クリストファークラマーほか
あらすじアメリカの入植者と先住民の王の娘とのお話です。
感想眠かったです。話が平均ペースでずっと流れてたので集中力が続きませんでした。緩急が欲しかったですね。
私の方にアメリカの歴史の知識があれば違った見方ができたかもしれません。コリンはともかくポカポンタス役を
演じてたクオリアンカは良かったです。やはり胸の谷間を見せられると弱いのかもしれません。映像は少し微妙
でした。少なくとも一般ウケはしないように思いました。　　（鑑賞日2006/7/23）
評価 ★★

題名「博士の愛した数式」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅丘ルリ子ほか
あらすじ８０分しか記憶が持たない数学博士の家で家政婦として働くシングルマザーのお話です。
感想そこそこ感動できました。博士を取り巻く人々にたまたま思いやりがあったから温かく生活できるのだろうと
思います。自分もできるだけ周りの人にやさしくしてあげたいと月並みながら思えました。ただ、なんやろ、
盛り上がりに欠けるというか単調というか、せっかくのおいしい素材が活かしきれなかった感も残りました。
博士と義姉の時間感とルート一族の時間感の対比など渋い演出は見えましたが、なんかあと一歩という気が
しました。ルート先生の寝癖は、だからルートですっていう狙いなのでしょうか。生徒が誰も突っ込まない
のが不思議でした。　（鑑賞日2006/7/16）
評価 ★★★★

題名「ＳＡＹＵＲＩ」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者チャンチィイー、渡辺謙、役所広司、ミシェルヨー、コンリーほか
あらすじ親に売られた少女が戦時中の芸者界で生きていくお話です。
感想面白かったです。不幸な境遇にもめげず会長のために生きる姿は感動的でした。なによりもやっぱり
チャンチィイーは綺麗ですし可愛いです。姫は別格として、それ以外では間違いなくナンバーワンですね。
自分の中では。映像がやや単調な面も見えましたが、話はムラがなく、また日本をバカにしたお話とは私は
思えませんでした。恋が実るのには自分の実力もモチロン大切なんでしょうが、最後は運命のタイミング
なのかなと感じました。　　（鑑賞日2006/7/9）
評価 ★★★★★

題名「富豪刑事デラックス」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者深田恭子、山下真司、寺島進ほか
あらすじ大金持ちの令嬢が独特の感性で事件を解決するお話でした。
感想めっちゃ良かったです。前作がイマイチに感じてたので嬉しい誤算でした。前作は決まりごとに縛られた
お話に見えましたが、今回はそれぞれの登場人物が自由に動いてた感があり、それが面白くなったのでしょう。
話のスケールも一層大げさになっていて素敵でした。姫にとっても役柄に新境地が開けてよかったと思います。
　　（鑑賞日2006/4月～6月）
評価 ★★★★★＋

題名「ネバーエンディングストーリー」（ジャンル・・・洋画ファンタジー）
出演者ノアハサウェイ、バレットオリヴァーほか
あらすじ空想の世界を救う勇者のお話です。
感想感動できました。ストーリーが単純なので安心して見られましたし「空想をいつまでも捨てないで」という
メッセージは貫かれてたように思えましたし、いいんじゃないでしょうか。２０年経った今でも通用してた
特殊効果も見逃せないでしょう。個人的にはファルコンのつぶら過ぎる瞳が素敵でした。それにしても弱い
からといってゴミ箱に子供を捨ててしまうなんて、子供って残酷ですよね。（　　（鑑賞日2006/6/25）
評価 ★★★★★

題名「THE有頂天ホテル」（ジャンル・・・邦画コメディ）
出演者役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、オダギリジョー、戸田恵子他、三谷幸喜監督
あらすじ大晦日の高級ホテルの各所で繰り広げられるショートストーリーです。
感想まあまあ良かったです。副支配人の漠然とした受賞スピーチや数々の勘違いの連鎖等、部分部分では面白
かったですし、終盤の垂れ幕など感動できそうな小話ももりこまれてて十分楽しめました。ただ話を分散
させすぎてるキライはありました。一挙に豪華メンバーを揃えても、まとまりに欠けるというかなんというか。
悪くはないのですが、なんかもったいなく感じました。今回は違ったのですが、もし酔っ払った状態で見たら
登場人物が整理できなくなりそうで眠ること必至でしょう。　　（鑑賞日2006/6/18）
評価 ★★★

題名「キング・コング」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）
出演者ナオミワッツ、エイドリアンブロディ、ジャックブラック他
あらすじ美女と野獣のお話です。
感想長かったですがそれなりに楽しめました。コングは絶対に恋心を持ってたはずなのに、アンの方はおそらく
ペット感覚でしか感じてなかったようなので、切ない片想いだなと涙しそうになりました。ラストシーンから
逆算するとそんな感想で、これがもし両想いだったら、女性の切り替えの早さが私は信じられないです。
ただ井筒監督も言ってたように特に前半部分は無駄が多く感じました。アクションシーンは良かったです。そして
ラストのセリフは「美女」じゃなくて「美」だそうです。話題になるだけの映画の実力は感じましたがそこ
から先は好みによって評価が別れそうです。　　（鑑賞日2006/5/28）
評価 ★★★★☆

題名「恋に落ちたシェイクスピア」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）
出演者ダウィネスバルトロウ、ジョセフファインズ、ベンアフレック他
あらすじ貧乏劇作家とお金持ちのお嬢さんとの恋物語です。
感想かなり良かったです。本格派のラブストーリーとして気持ちのよい余韻に浸れそうです。「ロミオとジュリ
エット」の稽古シーンと見事にリンクさせつつ、当時の身分社会と戦う姿は感動的でした。主役の二人が
誰かは知らなかったのですが、アカデミー賞を取るだけあって卒がない印象でした。シェイクスピアの
日本語吹き替えの声が軽く感じたのと結末が自分好みでなかった以外はほぼパーフェクトだったと
思います。彼女と見たい一本ですね。
　　（鑑賞日2006/5/27）
評価 ★★★★★＋

題名「フィフスエレメント」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者ブルースウィリス、ミラジョボビッチ他、リュックベッソン監督
あらすじ元軍人のタクシードライバーが赤毛の女性異星人と変なＤＪとで地球を救う石を手に入れるお話です。
感想なかなかの高水準に思いました。話の導入部は関係性が理解しにくかったのですが、徐々にストーリーに
引き込まれ楽しめました。ミラの中性的な魅力と怪しいＤＪがナイスでした。あえて注文するならば盛り
上がる場面が少なく感じたことぐらいで、これだと十分自分の中では合格だと思います。それにしても敵側の
人間が先に空港に着いてて搭乗手続きを済ませてたならどうだったのでしょうね。物事は紙一重と感じました。
　　（鑑賞日2006/5/14）
評価 ★★★★☆

題名「あらしのよるに」（ジャンル・・・邦画アニメ）
出演者中村獅童、成宮寛貴、竹内力、板東英二、小林麻耶ほか
あらすじ雷嫌いの狼と山羊が友情を育むお話です。
感想なかなか良かったです。自然の摂理を越えたお互いを思いやる気持ちは単純に感動できました。さらには
今流行の記憶喪失のエピソードも盛り込みつつ、よく出来たストーリーだと思いました。一番感心したのが
狼のガブの自制心。それに引き換え山羊のメイは好意に甘えっぱなしでずるいというかうらやましいというか。
ここまでいくとドライな私だと面倒になりますが、二人ならＯＫなのでしょう。唯一麻耶アナ演じる山羊の
ミイの棒読みセリフだけが許せなかったところでした。そりゃ駆け落ちされるわ。　（鑑賞日2006/5/7）
評価 ★★★★★

題名「ポーラーエクスプレス」（ジャンル・・・洋画ファンタジー）
出演者トムハンクスほか
あらすじ北極点行きの汽車のお話です。
感想物足りなさを感じつつも、出来はまずまずに思いました。違和感はＣＧなのか実写なのか微妙だったからで
しょうか。ただ夢オチにしなかった点は大きく評価できると思います。サンタクロースを疑う子供たちには
夢を与える作品だと思います。だから１２月にこれを見ると楽しめるだろうと思いました。
（鑑賞日2006/5/3）
評価 ★★★★

題名「Ｍｒ．＆Ｍｒｓ．スミス」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）
出演者ブラッドピット、アンジェリーナジョリーほか
あらすじお互いが殺し屋と知らずに結婚した夫婦がそれぞれの正体を知ったことで殺しあうことになるお話です。
感想スキがありませんでした。上手かったです。プロットもアクションも演技も小道具も全て良かったです。気の
利いたセリフを吐けるジョリーを少し見直しました。ラストにかけての闘いが見所おおありでした。でも
一番良かったのが二人の間合いでしょう。会話といい仕草といい見応えがあり、現実世界で結婚しても
納得でしょう。感動とは別物の素晴らしさを改めて実感できました。　　（鑑賞日2006/4/16）
評価 ★★★★★＋

題名「東京タワー」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ他
あらすじ年の差カップルの不倫劇です。
感想意外と良かったです。寿命の短いあいまいな関係性が破綻するときに暴かれたあとの二組の別のカップルの結末が
勉強になりました。特に寺島さんのキレた演技は良し悪しは別にして凄かったです。現実的には考えにくい
お話でしたが、参考にしつつがんばってみます。　　（鑑賞日2006/4/7）
評価 ★★★★☆

題名「さよならみどりちゃん」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者星野真里、西島秀俊、岩佐真悠子ほか
あらすじ気の弱いＯＬがダメ男に振り回されながら成長するお話です。
感想ふっつうでした。私と違う人種の方々のお話だったのでなにかピンと来なかったのでしょう。あまり自分には
参考にも反面教師にもなりませんでした。大注目してた星野さんのヌードもなんか微妙。度胸は素晴らしいの
ですが、いかんせん体のラインが・・・顔はぽっちゃりなのに胸がすっきりなのはなんか納得いきません
でした。ラストが特にそうでしたが、見せ場が見せ場らしくなかったのが消化不良の原因だったのかなと
思いました。　　（鑑賞日2006/4/2）
評価 ★

題名「初恋のきた道」（ジャンル・・・中国ドラマ）
出演者チャンツィイーほか、チャンイーモウ監督
あらすじ過疎の村にやってきた学校の先生とのラブストーリーです。
感想良かったです。はじめは全体の話に入りこめませんでしたが、チャン嬢の美しさに見惚れているうちに、
段々深みにはまっていきました。おばあちゃんの偏屈さの理由が明らかになり、それを手助けするために
多くの人が恩を返す形で集まる成り行きは感動的でした。チャン嬢がもう２～３才年をとったときにこの映画を
演じていればもっと奥深くなったかもしれません。チャン嬢の粘着質な愛し方は私にはとても受け止められ
ないでしょう。だからいまだに独り身なんでしょうね。　　（鑑賞日2006/3/27）
評価 ★★★★★

題名「ブルークラッシュ」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者ケイトボスワース、ミシェルロドリゲスほか
あらすじサーフィンのお話です。
感想ふつうでした。プレッシャーや過去のケガのトラウマもあったのでしょうが、大事な大会前だというのに
異性にうつつを抜かしたり練習をさぼったりする主人公に共感できませんでした。ただそれを補ってあまり
あるサーフィンシーンの迫力の映像は一見の価値はあります。どうやって撮影したのか興味深いです。違う
世界のお話を見るのも悪くはないなと思いました。　　（鑑賞日2006/3/24）
評価 ★★★★

題名「バタフライエフェクト」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者アシュトンカッチャー、エイミースマートほか
あらすじ過去を何度も書き換えるお話です。
感想魅入ってしまいました。大好きな彼女を救うために取った最終手段が私には最悪の決断に感じ、せつな
かったです。でもＤＶＤには３つのラストシーンがあって、本編がやはり一番必然的に思えました。自分の
幸せには他人の不幸せが土台にあるのはよくあることで、自分以外のモノ・方々への感謝の気持ちを新たに
しつつ、都合のいい人生も味気がないので、後悔のスパイスもどこかに必要なのかなと思いました。色々
考えさせてくれた良い作品でした。　　（鑑賞日2006/3/21）
評価 ★★★★☆

題名「Ｍｒ．インクレディブル」（ジャンル・・・洋画アニメ）
出演者 -
あらすじ活躍を禁じられたヒーローが捕まってしまい、家族が救出するお話です。
感想私が指摘できるような欠点も見当たらず、本当に面白かったです。家族愛はもちろんですが、ほかにも過剰
すぎてむしろ社会をダメにしてしまったアメリカの訴訟問題への批判やら、敵参謀との微妙な三角関係など
色々と勉強になりました。少し抜けていたくりぃむ有田似の主人公も少し頼りないけどヒーローらしくて
熱くて素敵でした。でも一番強いのはなにげに赤ん坊のジャックでしょうね。お母さんも飛行機で娘の
バイオレットに何気に無茶な命令するような人だし。見れて良かったです。　　（鑑賞日2006/3/18）
評価 ★★★★★＋

題名「ファンタスティポ」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者堂本剛、国分太一、池乃めだか、宝田明、大河内奈々子ほか
あらすじ二代目の社長と専務のお話です。
感想シュールを狙っているのかなんなのか、今までにないパターンに感じました。それほど悪くはなかったと
思います。立ち位置の難しそうな国分くんの演技が繊細でよかったです。でも所詮は二人とも大人になれない
金持ちのボンボンの小さな葛藤で、私のような庶民には贅沢な悩みに思えました。できれば父親役は
キダタロー大先生に演じて欲しかったのと、アルマジロ体操を出演者全員でしてほしかった点がやや物足り
なかったところでした。それにしても評価の難しい作品でした。　　（鑑賞日2006/3/12）
評価 ★★★★

題名「コープスブライド」（ジャンル・・・洋画アニメ）
出演者ジョニーデップ、ティムバートン監督
あらすじ相手の勘違いで死人の花婿にさせられてしまう婚約者のお話です。
感想良かったです。お話は早い段階で結末まで見えたのですが、いい人はハッピーエンドに、悪人にはバッドエンド
にされてたので私好みでした。さらに、死んだ元飼い犬に「死んだフリ」の芸をさせるたりなどところどころ
に隠されているシニカルなセリフが素敵でした。物語の世界観も対比もわかりやすくて面白かったです。
ストップモーションアニメという独特の手法には好き嫌いが別れそうですが、個性的な動き方は良かったと
思います。両親が世間的にきっつい人でも子供はまともな人間に育つこともあるのですね。（鑑賞日2006/3/12）
評価 ★★★★★

　

題名「ＴＡＸＩ　ＮＹ」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者クイーンラティファ、ジミーファロン、ジゼルブンチェン他
あらすじスピード狂の女性タクシー運転手が銀行強盗団を追うお話です。
感想普通でした。ハリウッドらしく何も考えずに見るにはそれなりに楽しめました。一気に鑑賞できたので、話の
流れが流暢で良かったのだと思います。ただ、カーアクションもそんなには驚けず、演技面でも可もなく
不可もなく、普通の映画だなという印象でした。そんなに車のスピードを大事にするのなら少しはダイ
エットしろよという思いは最後まで消えませんでした。　　（鑑賞日2006/2/26）
評価 ★★★★

題名「私の頭の中の消しゴム」（ジャンル・・・韓国ラブストーリー）
出演者チョンウソン、ソンイェジンほか
あらすじ若いカップルの愛の絆を若年性アルツハイマーが試すお話です。
感想期待値が高過ぎたせいかもしれませんが、がっかりでした。もっと記憶をなくすことで生まれる感動的シーンの
演出で押すのかと思いきや、それはラスト５メートルを過ぎた後からでしたし、それまでの過程を淡々と
流しすぎたように思いました。特殊な設定をせっかく手にしてるのなら、そこをゴニョゴニョともっとアレンジ
した方が感心をもらえるのにと残念でした。主役２人のカリスマ性が乏しかったせいかもしれません。
　　（鑑賞日2006/2/12）
評価 ★

題名「マスクオブゾロ」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者アントニオバンデラス、キャサリンセタジョーンズ、アンソニーホプキンスほか
あらすじメキシコの英雄ゾロが悪いスペイン人をやっつけるお話です。
感想アルコールで腐った頭で見たせいもあるのでしょうが話がピンときませんでした。つまんなかったです。
筋書きもあいまいですし、ラストはハッピーなのかもわからないですし、途中のアクションシーンも迫力は
そんなに感じられませんでしたし、いつか見た「デスペラード」が良かっただけに、ゾロは微妙でした。
続編が公開らしいですが興味が湧きませんでした。　　（鑑賞日2006/2/5）
評価 ★★

題名「天使」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者深田恭子、永作博美、内田朝陽、永瀬正敏ほか
あらすじ言葉を話さないジンライム好きの天使がいろんな人を少しだけ幸せにするお話です。
感想まずまずでした。喩えるならば路面電車のような感じ。ほんわかと温かくなるような気分でした。いきなり
注目の二人のマウストゥマウスで興味をそそられましたが、その後特にツーショットはなく少し肩透かし
でした。ありきたりですが、私の家にも天使が来ないかしら。あ、ジンがないから来ないか。。。
　（鑑賞日2006/1/29）
評価 ★★★★

題名「マイノリティリポート」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者トムクルーズ、コリンファレル、マックスフォンシドーほか　スチーブンスピルバーグ監督
あらすじ犯罪予知システムによって殺人犯に間違われるお話です。
感想良かったです。ストーリーも概ねよくできてましたし、主役も脇役もキャラが立ってましたし、犯人もなかなか
私にはわからなかったですし、十分合格点だと思います。そしていろいろと学べました。日々の積み重ねが
最悪の事態の時に役立つとか。システムを司る虐げられた３人がハッピーエンドに終わったのが一番の
救いでした。　　（鑑賞日2006/1/28）
評価 ★★★★☆

題名「ダニーザドッグ」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者・ジェットリー、モーガンフリーマン、ケリーコンドン、ボブホフキンスほか、リュックベッソン脚本
あらすじ心を失った殺人犬が家庭の温かさを知って生まれ変わるお話です。
感想完璧でした。ストーリーといいアクションといいジェットの繊細な演技といい、恋人役の女の子の部分での
上積み余地を残すところといい、本当に素晴らしかったです。題名が平凡だから評判にならないのかしら。
お勧めです。　　（鑑賞日2006/1/23）
評価 ★★★★★＋

題名「チャーリーとチョコレート工場」（ジャンル・・・洋画ファンタジー）
出演者ジョニーデップ、フレディハイモア他、ティムバートン監督
あらすじ悪い子を懲らしめるチョコレート工場長さんのお話です。楽しめました。
感想面白かったです。話がわかりやすいですし家族愛というテーマも見えましたしハッピーエンドでしたし良かっ
たです。デップさんの細かな表情、例えば図星を突かれた時に見えないように垣間見せる舌打ち気味の
表情とかが素敵でした。これも名作に数えられる作品になりそうですね。　　（鑑賞日2006/1/22）
評価 ★★★★★

題名「愛についてのキンゼイ・レポート」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者リーアムニーソン、ローラリニーほか
あらすじ性の実態を全米で調査したキンゼイ博士の半生のお話です。
感想凄く良かったです。いろんなことを考えさせられました。たとえばセックスに対するいろんな見方・考え方、
そこに愛がどのように介在していくか、愛の足りない私には勉強になりました。セックスに対して快楽だけを
求めがちな自分は少し反省でした。そして日本のポルノは蝋燭と縄が特色などなどトリビアも仕入れられて
統計学や相手からの情報の有効な引き出し方も勉強できて、めっちゃお得でした。新年一発目に見た
かった映画でした。　　（鑑賞日2006/1/22）
評価 ★★★★★＋

題名「えびボクサー」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者ケビンマクナリー他
あらすじ巨大エビをボクサーとしてプロデュースするお話です。
感想かなり微妙でした。素材が突拍子もないのでもっとコミカルな動きとか展開を期待してましたが、どちらかと
いえばありきたりな動物愛護精神へと向かってしまったのが私には残念でした。そちらへ向かうなら、主人
公のエゴで連れ去られて縛られて監禁されるエビへの愛情はなんなのかとなってしまいます。横綱曙を
思わせる大味なエビのパンチも動きが単純なだけにつまらなかったです。時間の無駄とまではいえませんが
見ても見なくてもいい作品だったかもしれません。２００６年最初の映画がこれだと私の先が思いやられます。
　　（鑑賞日2006/1/11）
評価 ★

題名「戦国自衛隊1549」（ジャンル・・・邦画時代劇）
出演者江口洋介、鈴木京香、鹿賀丈史、北村一輝、綾瀬はるか他
あらすじ自衛隊が戦国時代へタイムスリップするお話です。
感想悪くはなかったと思います。「未来に何をしてあげられるか」という主題の元で、ジコチューでふぬけた
現代の日本人青年、そして私への主張だったと感じました。それにしては映画全体の中心線がなんか細く
思いました。シチュエーションが面白いだけにもっと上手に料理できたのではとの思いが強く残りました。
あと東富士で当時なぜ信長が？斎藤道三が？（たしか美濃のひとだったような）という疑問はぬぐえません
でした。　　（鑑賞日2005/12/25）
評価 ★★★

題名「シドアンドナンシー」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）
出演者ゲイリーオールドマン、クロエウェブほか
あらすじヤク中のカップルのお話です。
感想私には微妙でした。全編にわたってシドとナンシーの駄々っ子のような論理がまかり通ってたのが、
私にはうらやましくもありつつイヤでした。彼にベースという才能があったからこんな物語にできたけれども、
凡人だったらどうしようもなかったでしょう。でも、一部は酒に溺れる今の私とも重なり合ってて、そこも
イヤでした。人は弱い生き物ですが他人に迷惑だけはかけたくないと自戒の意味も込めて思いました。
　　（鑑賞日　2005/12/23）
評価 ★★

題名「H.G.ウェルズ宇宙戦争」（ジャンル・・・洋画ＳＦ）
出演者Ｃトーマスハウエルほか
あらすじ宇宙人に侵略されたことで家族愛に目覚めていくお話です。
感想スカでした。バランスが悪すぎ。宇宙人との最初の遭遇のシーンはあってないような程味気なかった反面、
エセ神父と主人公との神学論争の場面は冗長だったりと、どうも適当に作った臭い筋書きでした。何が大事
なのか、何が言いたいのか意味不明でした。そんなに家族が大事なら最初から別々に行動しなければ
よかったのに。かなりガックリ度の高い嫌な後味となりました。　（鑑賞日2005/12/11）
評価 ★

題名「電車男」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、佐々木蔵之介ほか
あらすじ電車で酔っ払いに注意したヲタクと助けられたお嬢さんとのラブストーリーです。
感想意外と感動できました。２チャンネルでの本編に忠実に進んでいたので安心して見られました。山田くんの演技は
ＴＯＯ　ＭＵＣＨでしたけど。でもそれはそれで私のような人間にも希望が持てました。でも地下鉄東西線だと
他人を注意するスペースさえないからねぇ。ちゅらさんのナース姿も相変わらず可愛くてよかったです。
ま、「少なくとも私にはモテモテですよ」なんて言ってくれる都合のいいエルメスさんは、恐らく現実世界には
皆無なので期待をしてはいけないって結論です。　　（鑑賞日2005/12/11）
評価 ★★★★★

題名「ウメ子」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者深田恭子、村上茉愛、岡田義徳、薬師丸ひろ子、宇梶剛士、伊原剛志ほか
あらすじ幼稚園時代の親友ウメ子との思い出をたどるお話です。
感想ヒューマンでした。悪くはないのだけれども大人気ない両親の間で明るく振舞う子供が少しかわいそうでした。
年月の経過が親友のことも忘れさせるのもまたいとおかしでした。でも一番のツボはチョビヒゲの伊原さん
でした。狙いが見えなかった。。。アレグリアでもよいのでサーカスを見たくなりました。結論は大作感は
感じられませんがソコソコ面白くて勉強になったドラマでした。でも逆上がりができなくてよく教師に
なれたものですね。　　（鑑賞日2005/12/5）
評価 ★★★★☆

題名「春の雪」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者妻夫木聡、竹内結子他
あらすじ皇族と婚約した女性との禁断の恋のお話です。
感想意外と楽しめました。ストーリーは単純でしたがまずまずでしょう、それよりも清さまの裸にサスペンダー姿と
竹内結子がこの映画の世界でも「できちゃった」のがツボにはまりました。映像も三島由紀夫を意識
したのか、かなりキレイだったと思います。確かに清さまの愛情表現が拙すぎたので自業自得だとは思い
ますが、それを知っててなお破滅への道へと誘いつつ最後は逃げた（ように見えました）ひいさまが一番ずるい
人間に思えました。　（鑑賞日2005/11/20）
評価 ★★★★☆

題名「テイキングライブス」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者アンジェりーナジョリー、イーサンホーク、キーファーサザーランドほか
あらすじ猟奇殺人事件の犯人をプロファイルするＦＢＩ捜査官のお話です。
感想なかなかでした。ただホラー色が強かったのが少し嫌でした。話はそこそこまとめられてて楽しめましたが、
詰めに甘さを感じました。正直ジョリーは私のタイプでないので今までなるべく出演作を敬遠してたのですが、
今回の彼女はクールに決まってて普通に見られました。他の出演者も良かったと思います。だからこそ
内容の甘さが残念でした。犯人探しの楽しみというサスペンスの醍醐味をあえて捨てた冒険なのかわかり
ませんが、私は悲しかったです。そんな見方をしない人ならばまあまあ楽しめるかもしれません。　　
　　　　　　（鑑賞日2005/11/19）
評価 ★★★★

題名「風の谷のナウシカ」（ジャンル・・・邦画アニメ）
製作スタジオジブリ
あらすじ自然を愛する王女ナウシカが世界を救うお話です。
感想楽しめました。人間臭い年配男性陣などの登場人物が好きでした。もちろん完璧なナウシカも素敵です。私には
ああは行動できないでしょう。そして色々勉強になりました。自然破壊や国家間のパワーバランスの問題。
今の地球人には王蟲のようなわかりやすい戒めがないから、ひとりひとりが自分で環境に対して気を
つけないといけないんでしょうね。難しいでしょうが。できれば実写版を希望です。ナウシカ役は相武紗季
でお願いします。　　（鑑賞日2005/11/13）
評価 ★★★★★＋

題名「理由」（ジャンル・・・邦画サスペンス）
出演者勝野洋、村田雄浩、宮崎あおい、裕木奈江、久本雅美、立川談志、寺島咲ほか、大林宣彦監督
あらすじ一家四人連続殺人事件の真相をインタビュー形式で追うお話です。
感想いい感触でした。見たのが日テレＶＥＲだったおかげで話がよりわかりやすくなってたのかもしれません。
サスペンスの視点で見るより家族愛を訴えたかったのかなという気がしました。それがオープニングの涙と
最後の真相告白の場面だったと思います。もともと殺された家族の人数がなぜかおかしいので、思うに幽霊は
車椅子を押すお嬢さんでしょう　　（鑑賞日2005/11/9）
評価 ★★★★★

題名「エターナルサンシャイン」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）
出演者・ジムキャリー、ケイトウィンスレット、キルステンダンスト、イライジャウッド、マークラファロほか
あらすじ恋人に振られて記憶を消す手術を行うが思いとどまるお話です。
感想　　けっこう楽しめました。ストーリー展開もスムーズで、また複雑ながらわかりやすい人間関係やらが見応え
ありました。ただ肝心の記憶を消したい状態から消したくない状態への転換点が微妙だった気がしました。
消したい記憶が山ほどある私にはこんな手術をしても無駄でしょう。気持ちはわかりますが、失敗した時の
脳障害のほうが怖いですね。（鑑賞日2005/11/6）
評価 ★★★★☆

題名「クリスティーナの好きなこと」（ジャンル・・・洋画コメディ）
出演者・キャメロンディアス、クリスティーナアップルゲイトほか
あらすじクラブで出会った男を好きになる主人公とその友人のお話です。
感想面白かったです。結構過激なシモネタも多かったですし、いきなり皆が歌い出したりして、かなり楽しめました。
女性陣がみなセクシーだったのも良かったです。個人的には結婚式場までの女二人のロードムービー的な場面が
好きでした。ちょっと登場人物が整理しきれてない気がしたのだけがマイナスポイントです。生きていく上では
連れがいないとだめだなって思いました。　　（鑑賞日2005/10/29）
評価 ★★★★☆

題名　キャスパー」（ジャンル・・・洋画コメディ）
出演者クリスティーナリッチ、ビルブルマンほか
あらすじ幽霊のキャスパーと少女とのラブストーリーです。
感想涙こそ流れようとしませんでしたが、結構良かったです。性格の悪い人はバッドエンドに、やさしい人は
ハッピーエンドになってたのが良かったです。キャスパーの滑らかな流線型とそれに負けないクリスティーナの
可愛さも見所でした。お父さんとキャスパーは思い出を抱えてこれから生きていくのかと思うとせつなかった
です。あとキャスパーはこの世にどのような未練があるのかが気になるところでした。（鑑賞日2005/10/22）
評価 ★★★★★

題名　「マイボディガード」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者デンゼルワシントン、ダコタファニング、ラダミッチェル他
あらすじボディガードをしてた女の子を誘拐した人たちを次々と殺すお話です。
感想ちょっと私には合わなかったです。一番違和感だったのが、たぶんドランク状態を表したようなカメラワーク。
映像酔いしそうでした。あと情報を聞き出す際の残酷な描写。アクションとしてはかっこいい気もしましたが、
どうしてもスプラッター優先に思えてで気分が悪かったです。話としても復讐劇に単純には賛成しかねるので
ラストもう～ん、てな感じでした。絶対子供と一緒に海外には行きたくないと思いました。（鑑賞日2005/10/16）
評価 ★★★

題名　「スネークアイズ」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ニコラスケイジ、ゲイリーシニーズ、カーラグギーノほか
あらすじボクシングのタイトル戦の最中に起こった暗殺事件を解決するお話です。
感想意外に良かったです。主人公の一貫性のない性格に最後まで共感できなかった分、バランスの取れたラストは
好きでした。サスペンスとしては話が一直線だった分あまり考える余地はなかったのですが、まあまあ楽しめ
ました。ヒーローになっても後で転ばないように、普段からちゃんとやらなあかんなと思いました。
　　　　（鑑賞日2005/10/2）
評価 ★★★★☆

題名　「タッチ」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太他
あらすじ隣に住む南ちゃんのために甲子園に行こうとする高校球児のお話です。
感想けっこうよかったです。かっちゃんの欲しい物が手に入れられない悲しみや、南ちゃんの爽やかさなどは気持ち
よかったです。また、コータローとたッちゃんは仲が悪かったなど知らなかったことも知れました。とにかく
南ちゃんがよかったです。半分長澤まさみのプロモとなってましたが、彼女なくしてこの映画は語れない
でしょう。見て損はないと思います。　　（鑑賞日2005/9/18）
評価 ★★★★☆

題名　「ＮＡＮＡ」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴他
あらすじナナという名の二人の女の子がルームシェアするお話です。
感想微妙でした。コミックで読んだからだと思うのですが、そこで出来上がった世界観と今回の映画とのギャップに
苦しみました。例えばベースのシンちゃんが老けてたり主役のナナの声がぎこちなかったり、というか演技
面を中島さんに期待した方がわるかったかもしれない。ブラストの音楽がもっとヘビメタのイメージが
あったんで、「グラマラススカイ」もなんか乗れなかったです。収穫は宮崎あおい。ベストキャストだった
でしょう。あとヤスがつるっパゲだったのは感動でした。　　（鑑賞日2005/9/18）
評価 ★

題名　「インストール」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者上戸彩、神木隆之介ほか
あらすじ登校拒否の女子高生が小学生の男の子と風俗チャットのアルバイトをするお話です。
感想ウエッティが予想以上にウエッティだったのがたまりませんでした。下手に色気の無い分さらにお話に入り
やすかったです。他にも天才子役神木くんにも注目してましたが、これも素晴らしかったです。神木くんが
スカトロの説明をしたり、宇梶さんが高級そうなレストランでスカトロ料理を薦めるシーンが面白かったです。
全体的にシュールな作りがカッコよかったです。ラスト近くの青年の主張ぽい部分以外はずっとよかったです。
なにより視覚でのプラスアルファが予想以上に大きかったことが収穫でした。　　（鑑賞日2005/8/31）
評価 ★★★★★

題名　「雨よりせつなく」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者田波涼子、西島秀俊、黒坂真美ほか
あらすじＯＬさんが残業中に社内の独身男性と仲良くなるお話です。
感想ぼちぼちです。たぶんそういう考え方もあるんでしょうが、主人公の女の人の考えが私にはわかりませんでした。
お目当ての黒坂さんは期待通りの役回りでした。これなら姫の代わりもつとまるかもしれません。結果は、
ストーリーに共感はできませんでしたが、こんな生き方もあるんだろうなという感じでした。（鑑賞日2005/8/14）
評価 ★★★★

題名　「血と骨」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者ビートたけし、鈴木京香、田畑智子、濱田マリ他、崔洋一監督
あらすじ大阪にいた怪物の半生のお話です。
感想ごっつい迫力でした。実際にこんな人生を送れたら楽だろうし、そのためには抜きんでた腕力とエネルギーが
必要だろうし、でも身内や友人からも敬遠されるのは淋しいし、私にはやっぱりこんな生き方は無理ですね。
同じ場所での同じような宴会の多さと暗めの映像のせいか、登場人物の関係性がイマイチ把握できなかった
です。あと「死ね」という台詞を口に出したあとで実際に死なれると後味が悪いので、そんな事は言わない
ようにこれからしたいと思います。　（鑑賞日2005/8/12）
評価 ★★★★☆

題名　「スターウォーズ　エピソードⅥ　ジェダイの帰還」（ジャンル・・・洋画ＳＦ）
出演者・マークハミル、ハリソンフォード他、ジョージルーカス監督
あらすじ帝国軍が滅びるお話です。
感想さすがにそれなりに楽しめました。アットホームなエンディングも好きでしたしスカイウォーカー一族の血の
宿命も興味深かったです。戦闘シーンのアクションも良かったですし、映像もまずまずだし、さすがに全世界が
はまる作品だと思いました。ただまた場面ごとの尺の取り方が冗長だったり簡潔すぎたりと思えるところも
あって、１００％良かったとは感じられませんでした。やはりこの物語の主役はルークでなくハンソロだと
私は思います。あと、ご存知かもしれませんがご自由にとありましたので、マニアな人用にリンクを貼りますので
どうぞ。でも前半三部作を今後私がみるかどうかの確率は今は半分半分です。　　（鑑賞日2005/8/10）
評価 ★★★★☆

題名　「ローレライ」（ジャンル・・・邦画戦争アクション）
出演者役所広司、妻夫木聡　　　、柳葉敏郎、石黒賢、香椎由宇ほか
あらすじ東京への原爆投下を阻止するためにドイツ海軍の潜水艦で戦場へ向かうお話です。
感想見応えありました。映像もソコソコ迫力ありましたし、ストーリーも飽きさせられなかったです。しかし終盤の
船長さんの言葉が納得できませんでした。さんざんアウラら子供たちをこき使っておいて最後は子供はサヨナラ
じゃあ、梯子を外された格好の子供はかわいそうだし、大人たちはじゃあ何をしてるのってことになる気が
して後味悪かったです。でもそれ以外は楽しかったです。　　（鑑賞日2005/8/7）
評価 ★★★★★

題名　「岸和田少年愚連隊　マレーの虎」（ジャンル・・・邦画お笑い）
出演者竹内力、山口祥行、小嶺麗奈、田口トモロヲほか
あらすじカオルちゃんが誘拐されたイサミちゃんを助けにマレーシアへ行くお話です。
感想面白かったです。危ないカオルちゃんがあいかわらず素敵でした。今回のヒロインは正統派美少女でしたので
わかりやすかったです。今回は終始下痢気味だった田口トモロヲがヒットでした。このシリーズは安心して
楽しめるのでいいですね。お勧めです。　　（鑑賞日2005/8/7）
評価 ★★★★★

題名　「ＬＯＶＥＲＳ」（ジャンル・・・中国ラブストーリー）
出演者・チャンツィイー、金城武、アンディラウほか、チャンイーモウ監督
あらすじ反政府組織の女性と官吏の男二人の三角関係を描いたお話です。
感想ツィイーがいいですね。チェジウの千倍キレイです。しかも踊れるし戦えるしでかなりのポテンシャルです。
ストーリーは一部に明らかな矛盾がありましたが、他は総じてつつがなかったですし、それなりに感動はできたと
思います。またアクションも映像もカッコ良かったです。しかしなぜ顔は舐めさせてるのに唇の時だけは
顔をそむけるのでしょうか？女心ってわからないです。　　（鑑賞日2005/8/3）
評価 ★★★★☆

題名　「ラストクリスマス」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者矢田亜希子、織田裕二、片瀬那奈、伊原剛志、桜井幸子、児玉清ほか
あらすじマンションの隣に住んでいた会社の同僚同士が恋人になるラブコメです。
感想やっぱり見て良かったです。主役二人のコンビネーションが抜群でしたね。矢田ちゃんはここがたぶんピークに
なると思います。ほかにも伊原取締役の大盛りや児玉先生の一言多いアタックチャンスなど見所満載でした。
こんなのと比べられた「不機嫌なジーン」がいいとばっちりだったかもしれません。どちらにせよ見れて
良かったです。　　（鑑賞日2005/7/31）
評価 ★★★★★＋

題名　「スターウォーズ　エピソード５　帝国の逆襲」（ジャンル・・・洋画ＳＦ）
出演者マークハミル、ハリソンフォード他、ジョージルーカス監督
あらすじルークたち主人公が帝国軍から逃げ回るお話です。
感想評価が高いのも肯ける内容でした。逃げてつかまって助け出すだけなのに、１シーン１シーンの説得力はさすが
でございました。ＣＧらしきものも十分現代に通用してました。もしかして主役はハンソロ？と思わせるほど
演技に存在感がありました。ただなんといいましょうか余韻が物足りなかったです。６に期待なんで
しょうか。まだ私にはこの映画が全世界の人がハマるほどのお話とは思えないです。（鑑賞日2005/7/28）
評価 ★★★★☆

題名　「スターウォーズ　エピソード４　新たなる希望」（ジャンル・・・洋画ＳＦ）
出演者・マークハミル、ハリソンフォード他、ジョージルーカス監督
あらすじ帝国軍の星を破壊する兵器を壊すお話です。
感想大物感は感じましたが今風ではないなと思いました。３０年も前の作品だからその辺はしょうがないでしょう。
デススターをやっつける会議はあっという間なのに、デススターまでの道のりは変に長かったりと、なんか
尺の取り方が微妙でした。ただ話自体はさすがに面白かったですし、６部作になるのも納得できます。
もちろん５も今後見ます。欲を言えば生意気なレイラ姫に色気が欲しかったであります。（鑑賞日2005/7/10）
評価 ★★★★

題名　「アレキサンダー」（ジャンル・・・洋画時代劇）
出演者コリンファレル、アンジェリーナジョリー、ヴァルキルマー、アンソニーホプキンス、ジャレッドレトーほか、
オリバーストーン監督
あらすじアレクサンダー大王の一生を描いた作品です。
感想そこそこ楽しめました。ストーリーもなかなかでしたが、一部視点が変に変えられて見づらい部分も
ありました。あと戦闘シーンが冗長に感じました。無駄にえげつないって言い方も出来るかもしれません。
親の愛に飢えると同性愛に
走ってしまうこともあるので気をつけないとと思いました。
　　　　（鑑賞日2005/6/27）
評価 ★★★★

題名　「ドッジボール」（ジャンル・・・洋画コメディ）
出演者ヴィンスヴォーン、ベンスティラー、クリスティンテイラー他
あらすじ資金難の零細スポーツジムのメンバーが賞金稼ぎにドッジボールの大会に出るお話です。
感想勧善懲悪で全体的にもわかりやすかったです。ただお笑いを期待してた私にはイマイチでした。もっと
ドッジボールの試合のシーンで動きが見たかったです。あとヒロイン役のクリスティンに魅力が感じられ
なかったです。　　（鑑賞日2005/6/26）
評価 ★★

題名　「夢で逢いましょう」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者矢田亜希子、押尾学、長塚京三、山田優、永井大ほか
あらすじ歯科衛生士の娘が海上自衛隊の父と同居して結婚して家を出て行くまでのお話です。
感想ぬるかったです。お話に躍動感が全然足りてませんでした。期待してた矢田ちゃんの美人曲線にも陰りが
感じられました。次にドラマに出ててもたぶん見ないでしょう。今クールはこれ一本しか見てなかっただけに
残念でした。　　（鑑賞日2005/6/23）
評価 ★

題名　「モナリザスマイル」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者ジュリアロバーツ、キルステンダンスト、マギーギレンホール他
あらすじ保守的な女子大に女性の社会進出を進める考え方の助教授が立ち向かうお話です。
感想まあまあでした。５０年代のアメリカと１０年前くらいの日本で同じような問題を抱えてたのだという感慨と、
古い悪習を変えるのはどこの世界でも大変だと考えさせられました。主人公の考え方にも私は硬直性と押し付け
がましさを感じたので共感はできませんでしたが、行動力は見習いたいものです。こんなふうにいろいろ
思わせるのはいい作品だという証拠なのでしょうが、マイナス点は何がモナリザスマイルなのかというのと、
お色気が足りなかった点でしょう。　　（鑑賞日2005/6/19）
評価 ★★★★☆

題名　「レジェンドオブメキシコ　デスペラード」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者・アントニオバンデラス、ジョニーデップ、ウィレムデフォーほか
あらすじ妻と娘を殺されたギター弾きがメキシコのクーデターに絡んだ大統領暗殺に加担するお話です。
感想十分に楽しめました。ガンアクションがカッコよかったですし、ところどころ挿入されるギター音楽も話に
マッチしてました。ストーリーにも矛盾点がなく素直に見れました。一瞬自分もギターを弾いてみようかなと
思ってみたりもしました。見れて良かったです。　　（鑑賞日2005/6/19）
評価 ★★★★★

題名　「ココニイルコト」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者真中瞳、境雅人、島木譲二、黒坂真美ほか
あらすじ不倫がばれて大阪に転勤になった根暗なコピーライターが同僚と恋に落ちるお話です。
感想意外と良かったです。心配された演技面でもオーバーアクションでなかったので安心しましたが、プラスアルファは
感じませんでした。ストーリーも入ってはいけたのですが、落ちが遊園地の急流すべりのようにカクンとなって
終わっただけだったので少し残念でした。収穫は同僚役の黒坂真美。機会があったら「雨よりせつなく」を
追っかけてみたいです。結論は時間があるのなら見て損はないかなってところです。　（鑑賞日2005/6/9）
評価 ★★★★

題名　「いま、会いにゆきます」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者竹内結子、中村獅童、大塚ちひろ他
あらすじ妻に先立たれた父と子が雨の日にそっくりさんに出会うお話です。
感想写真週刊誌的なよこしまな心を込みにしても感動しました。これからの梅雨にぴったりの作品だと思います。
ストーリーが抜群でした。それに負けずに演技も素晴らしかったと思います。横半分にして移しこむ映像もけっこう
参考になりました。予知などの特殊能力は純粋な心があるから生まれるのかなと思ったりしました。私が
委員長だった高２のときに権力を使う知恵があればと少し後悔しました。たぶん私の中では今年一番のホーム
ランでした。　　（鑑賞日2005/5/29）
評価 ★★★★★

題名　「アイ、ロボット」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ウイルスミス、ブリジットモイナハンほか
あらすじロボット嫌いの刑事がロボットの犯人を追うお話です。
感想合格点です。スキのないプロットが良かったと思います。犯人は考えないとわかりませんでした。アクション
あり、人とロボットとの友情というテーマもあり、見られて良かったと思います。ただそれ以上のプラス
アルファ、言葉に出来ないけれど、そこが物足りないといえば物足りませんでした。たまには身の回りの
マシーンへの感謝のキモチを表さないといけないかなと最後は反省しました。　　（鑑賞日2005/5/8）
評価 ★★★★☆

題名　「ＪＳＡ」（ジャンル・・・韓国サスペンス）
出演者ソンガンホ、イビョンホン、イヨンエ、キムテウほか
あらすじ南北朝鮮の分断の象徴である板門店で起こった射殺事件の真相を追うお話です。
感想かなり感動しました。敵味方の区別を越えた友情とそれをも壊す戦争状態の不条理がよく出てたと思います。
特に北朝鮮兵士で４人の長男格の人が、ちょっと「利家とまつ」の親父殿を連想させるほどいい味出て
ました。この映画で北朝鮮のイメージが私の中で少し良くなりました。やはり平和が一番やね。
　　　　　　　　　　　　　（鑑賞日2005/4/27）
評価 ★★★★★＋

題名　「僕の彼女を紹介します」（ジャンル・・・韓国ラブストーリー）
出演者チョンジヒョン、チャンヒョクほか
あらすじ暴走気味の婦警と高校教師とのラブストーリーでした。
感想中途半端でした。ストーリーに点と点を無理やり結んだような強引さが感じられました。もしかしたら
チョンジヒョンのプロモーションビデオなのかもしれません。嫌な言い方をすると恋人役の男には死んで
当然のような軽率さを感じてしまいました。お金を払ってまでは見なくても良かったと少し後悔してます。
　　　　　　　　　　（鑑賞日2005/4/24）
評価 ★

題名　「ギャングオブニューヨーク」（ジャンル・・・洋画ヤクザ）
出演者レオナルドデカプリオ、キャメロンディアス、ダニエルデイルイスほか、マ－ティンスコセッシ監督
あらすじ父親を殺された男が組織に入り復讐するお話です。
感想微妙でした。ラストが分かりにくかったです。できたら他力本願のサバイバルでなくて一騎打ちでの決着が
望ましかったです。こんなラストで何を伝えたかったのか？復讐で得られるもののちっぽけさか、パニックの
時の人間の恐ろしい習性か。他には大きな傷はなかったものの、見るべきところもなかった気が
します。キャメロンさんにはもっと目だってほしかったです。（鑑賞日2005/4/8）
評価 ★★★

題名　「ザ・介護番長」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者和田アキ子、深田恭子、南野陽子、高田純二、菅井きん他
あらすじ元ヤンの介護会社の社長さんが汚い手を使う大手会社の社長を目覚めさせるお話です。
感想華原朋美の怪演、力也さんのラップなど局地戦では見所満載でしたが、全体では結局何が言いたいのかが
つかめずにピンと来なかったです。変に「富豪刑事」出演組が姫も含めて多数出演してたのも違和感の
一つだったのかもしれません。感想は、もっと姫のシーンが多ければよかったのに、でした。
　　　　　　　　（鑑賞日2005/4/7）
評価 ★★★

題名　「day alone ～マノーラと姫ちゃん～」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者末永遥、鈴木一真、奥田恵梨華ほか
あらすじさえない性格の女の子が同年代の姫ちゃんと出会って成長していくお話です。
感想意外にも良かったです。作りは「下妻物語」に似てたんですが、さらに片思いのスパイスが加わったことで
より面白く感じました。費用対効果の高そうな作品に感じました。願わくば、ラストが二人じゃなく三人で
あってほしかったのとdatとのバランスがもっとなんとかできたんちゃうかってトコロです。意外と
クセのあるdatのサウンドを映像にするのはむずかしいのかもしれませんね。（鑑賞日2005/4/3）
評価 ★★★★★

題名　「不機嫌なジーン」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、山田優ほか
あらすじ恋に不器用な昆虫オタクと元恋人の大学教授が同じ研究所で出会うお話です。
感想最後まで微妙でした。月９で連続のラブコメでもあってやりにくかったのでしょう。ラストの登場生物
紹介など実験的な試みが多く見られましたが、私には逃げてるように見えました。有明海の水門の話も
出てきて結局何も解決されないまま後味が悪く残ってしまいました。オダギリジョーや山田優がもっと多く
登場して全体をかき回してくれればもう一味変わっていたでしょうに残念です。人生にはターニング
ポイントがあって、ふとした時にあの時こうしておけば良かったと思っても仕方が無いけど切ない、
みたいなかんじでしょうか。（鑑賞日2005/3/28）
評価 ★★★
　　

題名　「ホワイトアウト」（ジャンル・・・邦画アクション）
出演者織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市ほか
あらすじ真冬の水力発電所がテロリストに襲われるお話です。
感想中途半端でした。途中織田くんが発電所を行ったり来たりする意味がわかりませんでした。ラストだけは
救いがありましたが、その他はアクションシーンもストーリーもイマイチでした。思うに背景が白一色
だったのが飽きる原因の一つだったのでわ。個人的には松嶋菜々子が積極的に襲われて欲しかったです。
　　　　　　　　（鑑賞日2005/3/26）
評価 ★★★

題名　「２０４６」（ジャンル・・・香港ラブストーリー）
出演者トニーレオン、木村拓哉、フェイウォン、コンリー、チャンツィイーほか、ウォンカーワイ監督
あらすじ２０４６を巡るラブストーリーです。
感想評価が分かれそうな作品ですね。場面転換の部分が間延びしたり急すぎたりで、全体的にも大雑把な
作りで見にくかったのですが、これがまとまるとスゴイことになりそうな気はさせられました。キムさんを
脇役扱いにしたほかの出演陣の豪華な演技が見所やったと思います。ネタも仕入れられたし、
良かったと思います。（鑑賞日2005/3/21）
評価 ★★★

題名　「Ｍの悲劇」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者長谷川京子、稲垣吾郎、佐々木蔵之助、成宮寛貴、岡本綾他
あらすじ警備会社のエリート社員が逆恨みされるお話です。
感想前半は話が冗長に感じられましたが、ハセキョーの憎しみが諦めに変わった頃から話がテンポアップ
されて面白くなりました。敗因は変に謎めかした点だったのかもしれません。個人的にはハセキョーの
笑顔がもっと見たかったのですが。プロットもよく出来ててさらに出演者の演技も引き寄せられました。
演出家が途中で何回か計画的に変わったせいでしょうが、連続ドラマだけは最後まで見ないと出来は
わからないものなんだとつくづく思いました。（鑑賞日2005/3/20）
評価 ★★★★☆

題名　「海猫」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）
出演者伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル、ミムラほか
あらすじ漁村に嫁いだ嫁が次第に義理の弟に惹かれていくお話です。
感想たぶん普通ですね。やたらと中途半端な濡れ場が多い点から、話題作り先行に見えてしまいました。
個人的には、致命的な落ち度もないのに崩されていった夫役の佐藤さんがバッドエンドにならずに済んだ
のが救いでした。人の評価は一つの座標軸で測ってはいけないと思いました。（鑑賞日2005/3/20）
評価 ★★★★

題名　「グラディエーター」（ジャンル・・・洋画時代劇）
出演者ラッセルクロウ、ホアキンフェニックス、コニーニールセン他
あらすじ古代ローマ時代に将軍だった男が罠にはめられて奴隷になって剣闘士になって復讐を果たしていくお話です。
感想賞をたくさんもらえる程の作品とは私には感じられなかったです。映像としてよりも本で読んだ方がいい
のかもしれません。文章にプラスアルファできるはずの視覚の部分で上積みが少なく思えました。余韻も
少なかった気がします。私には見るには早かったのかもしれません。（鑑賞日2005/3/18）
評価 ★★★★

題名　「富豪刑事」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者深田恭子、山下真司、寺島進、夏八木勲、野波麻帆ほか
あらすじ大金持ちのお嬢様が独特の発想で事件を解決していくお話です。
感想第一話が素晴らしかったのでその後が残念でした。たぶんいくつかの決まり文句に縛られてストーリーを
展開させたのが、面白くなくなっていった原因でしょう。そのせいで姫の輝きも鈍り、全体的にスケール
ダウンしていったと思います。だからテレ朝ならば連ドラでなく土曜ワイド劇場の枠で流れていたら
もっと良かったかもしれません。あと男性の同僚刑事の数は多すぎたかもしれません。全体的な評価は
姫プレミアムをつけてもこれだけですが、第一話だけだと★７つぐらいはいったでしょう。
　　　　　　　（鑑賞日2005/3/17）
評価 ★★★

題名　「フォレストガンプ一期一会」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者トムハンクス、サリーフィールドほか
あらすじまっすぐなフォレストガンプさんの半生のお話です。
感想一人称での話の進め方が私には合わなかったです。頭は足りなかったかもしれませんが足が速い、卓球が
うまい等の才能があってうらやましかったです。何事にも全力でぶつかるから物事がいい方向に向かう
のでしょうね。筋書きも無理がなく楽しめたのに後味が良くなかったのはもしかしてトムハンクスと
相性が悪いからかもしれません。（鑑賞日2005/3/11）
評価 ★★★★
　　

題名　「あずみ」（ジャンル・・・邦画アクション）
出演者上戸彩、オダギリジョー、原田芳雄、成宮寛貴、岡本綾ほか、北村龍平監督
あらすじ刺客として育てられた少女が徳川の平和を乱す大名を襲うお話です。
感想意外に見応えがありました。原作の漫画を見た記憶が無い＝雑誌に載ってたとしてもつまんなくて飛ば
していた、という先入観があったのであまり期待していなかったのですが、最初から最後まで一気に入り
込めました。ウエッティの二百人斬りで話題先行でしたが、岡本綾をはじめ出演者は個性が光ってたように
感じられました。特にオダギリジョーは目立ってました。アクションも楽しめましたし、脚本も含めた
全体が良かったんでしょう。掘り出しモノでした。（鑑賞日2005/3/9）
評価 ★★★★★

題名　「ランチの女王」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者竹内結子、江口洋介、妻夫木聡、山田孝之、伊東美咲ほか
あらすじ元ヤンのランチ好き女性が伝統の味を守る洋食屋の一家に住み込みで働くことで繰り広げられるラブコメです。
感想兄弟が次第に唇兄弟になっていく過程が面白かったです。意外だったのが山田くんで、話題先行の
フジっ子で大したことはないとあなどってたのですが、実は物語のキーマンとして色々な表情を見せて
いたので、私の中では収穫でした。他の出演者もそれぞれ成功だったと思います。これなら続編が出ても
同じキャストなら見てもいいと思いました。（鑑賞日2005/2/21）
評価 ★★★★★

題名　「エニグマ」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ダグレースコット、ケイトウィンスレットほか
あらすじ第二次大戦中のドイツの暗号「エニグマ」を解読しつつ、別れた恋人を殺した犯人を追うお話です。
感想よくできてました。ストーリーがスリリングでしたし糸口が私にもわかる大きさできたし、結末も私好み
だったんで良かったです。何かを犠牲にして何かを手に入れる二者択一、そこに人命が絡むとこれは
気まずいです。政治の判断になるのでしょうが、当事者はやはりつらいでしょうね。今の日本にちゃんと
した決断のできる政治家がいるかも不安になりました。スタートがわかりにくかったのと、天才数学者が
ハマルほど恋人が美人だったかという疑問点が減点材料でした。（鑑賞日2005/2/20）
評価 ★★★★★

題名　「アメリカンビューティ」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者ケビンスペイシー、アネットベニング、ゾーラバーチほか
あらすじ父親を殺すのは誰かを推理するサスペンス調のお話です。
感想ボチボチでした。他の方のレビューを見ると日本人には合わない様な作品らしいんですが、少なくとも
私の価値観とはずれてます。男性陣はみなおかしな性癖をもってますし、女性陣は即物的な考えしか
できてないし、そんな意味では今のアメリカを知るにはわりと参考になるでしょう。にしてはそんなに
見る人に考えさせるほどの余韻もあまりなく、これでアカデミー賞をいくつか取ったというのには疑問
なんですが、普通に見るにはそこそこ楽しかったです。（鑑賞日2005/2/13）
評価 ★★★★

題名　「誘う女」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ニコールキッドマン、マッドデイロンほか
あらすじ上昇志向の強すぎる女性が夫を殺そうとたくらむお話です。
感想微妙でした。話の構成上の問題か、流れがつかみにくかったです。欲をかきすぎてはいけないという
テーマは見えた気がしましたが、なんかピンと来なかったです。てことはそんなにニコールが私は好き
じゃないってことになるのでしょう。（鑑賞日2005/2/11）
評価 ★★

題名　「青い春」（ジャンル・・・邦画アクション）
出演者松田龍平、小泉今日子ほか
あらすじ番長だった暗めの少年の学園生活を綴ったお話です。
感想勢いというかすごくエッジの効いた作品に感じられました。だから何？で終わることもできますが、
こんな青春もあるのかなという感想でしたし心には残りました。私とは違う世界のお話でしたが良かっ
たんじゃないでしょうか。前に見た「地獄甲子園」よりは狂いかたもこちらが好きでした。個人的には一人で
グラウンドを走ってる野球部員に幸せになってもらいたかったです。（鑑賞日2005/2/11）
評価 ★★★★☆

題名　「棟据刑事の捜査ファイル～ガラスの恋人～」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者東山紀之、内山理名、森本レオ、遠藤章造、伊藤裕子ほか
あらすじ後輩刑事を殺した犯人を追うお話です。
感想ストーリーも良かったし、家族愛というテーマも貫かれてて良かったと思います。ただ犯人はキャストの
時点で遠藤かもう一人か、遠藤はすぐ死んだのでもう私にはバレバレでした。あと、「気になったから」と
いう理由で小樽に飛べるのはうらやましい職場です。これじゃ増税よりも財政削減を言われますわ。
結論はサスペンスとしてはまずまずだったということでしょう。（鑑賞日2005/2/1）
評価 ★★★★☆

題名　「穴」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ゾーラバーチ、キーラナイトレイ他
あらすじ四人の高校生が行方不明になった事件の真相が徐々に明らかになるお話です。
感想人の記憶はアヤフヤなもので、主人公がずっとキーラだと思ってたら、実はゾーラでした。そのゾーラの
悪女っぷりは見応えありました。そんな頭のいい子があんな男に惚れるのは考えづらく、やはりこれは
体目当てだったんじゃないかと思ってしまいます。そんな彼女だから警察に語った真相も真実ではない
のかもしれません。だから末恐ろしいというかいろいろ空想の余地があるんじゃないでしょうか。ゾーラ
ご出演の「アメリカンビューティ」に追っかけリーチしてみます。尚キーラは今回脇役でしたが後で考え
なおすと存在感はあった気がします。ストーリーも流暢でしたし、十分合格点の作品だと私は思います。
　　　　　（鑑賞日2005/1/29）
評価 ★★★★★

題名　「ゴースト／ニューヨークの幻」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者パトリックスウェイジ、デミムーア、ウーピーゴールドバーグほか
あらすじ強盗に殺された男性が幽霊になって恋人を守ろうとするお話です。
感想なにかの雑誌に恋愛初心者にお勧めとあったのを思い出したのでレンタルしたのですが、自分としては
サスペンスのお話でした。本当に愛の絆が深ければデミムーアにも姿や声がわかってもらえるんちゃうの？
と思ってしまい感情移入ができませんでした。スキミングしかり銀行にお金を預けるのは怖いなと思い
ました。あと霊媒師役のウーピーさんが迫力があって良かったです。感動はできませんでしたが、ラストも
後味が良く話もスムーズだったんで、まずまず良かったんじゃないでしょうか。（鑑賞日2005/1/20）
評価 ★★★★

題名　「スイミングプール」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者シャーロットランプリング、リュディヴィーヌサニエ他
あらすじ女流作家が南仏の編集者の別荘で編集者の娘と出会ったことから次々と起こるサスペンスのお話です。
感想わりと見応えありました。賛否両論あるのでしょうが謎解きとしてもまぁまぁなんじゃないでしょうか。
私からすると、うまくケムに巻いたと思います。主人公の作家が何をしたいのかイマイチ理解できずに
終わったのですが、サニエの本能の赴くままの行動は私の中ではあり得ないこととはいえうらやましくも
ありました。（鑑賞日2005/1/19）
評価 ★★★★☆

題名　「バーバー吉野」（ジャンル・・・邦画ドラマ）
出演者もたいまさこ、米田良ほか
あらすじ同じ髪型をするのに刃向かう子供たちのお話です。
感想意外と良かったです。うちの中学校も丸刈りでしたし、自分は何も考えずに慣習に従ってたのですが、
気になってた人もいたでしょうし、髪型に限らず服装や風習やら過去の遺物に立ち向かう姿はなるほどと
思いました。慣習にも中には続けるべきものもあるのでしょうが、変えたほうがいいものもたくさん
ありますし、でも変えるのには大変でエネルギーも必要で、今回のラストのようにお互い理解できた結末に
なるのが理想でしょうね。プラス材料はラスト近くに流れるＴＶの中の映像。マイナス材料は少年と女の子
とのその後が見たかったのに無かったのとお姉さんが振られるシーンは余計だったような気がした点です。
普通に見るには「こんな子供の頃があった」と共感できる部分が多くありました。（鑑賞日2005/1/18）
評価 ★★★★☆

題名　「オーシャンズ１１」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者ジョージクルーニー、ブラッドピット、マッドデイモン、アンディガルシア、ジュリアロバーツほか
あらすじオーシャンが仲間とカジノのお金を盗むお話です。
感想オリジナルよりかなり良かったです。計画が成功するまでの都合の良さは随所にあったものの、全体的には
ストーリーの流れがスムーズでした。豪華なメンツもそれぞれ味が出ててしかも打ち消しあうこともなく
好感がもてました。これなら続編が見たいと思いました。（鑑賞日2005/1/16）
評価 ★★★★★

題名　「オーシャンと１１人の仲間」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者・フランクシナトラ、ディーンマーティン、サミーデービスＪＲほか
あらすじ元軍人がカジノに強盗に入るお話です。
感想「イレブン」のバッタモンを期待したのですが、これがオリジナルだったんですね。知らなかった。前半の
仲間集めシーンが冗長でした。あと私だけかもしれませんが、昔の外人は顔が同じに見えて見分けがつき
ませんでした。ラストはとんちが利いてましたが物足りないといえば物足りませんでした。結果は普通の
作品に思えました。カジノは襲う場所じゃなく遊ぶところでしょうね。（鑑賞日2005/1/15）
評価 ★★

題名　「Ａ．Ｉ．」（ジャンル・・・洋画ファンタジー）
出演者ハーレイジョエルオスメント、フランシスオコナー、ジュードロウ他、スチーブンスピルバーグ監督
あらすじ人間ソックリのロボットが母親に認められたくて人間になれるように旅をするお話です。
感想主人公の純粋さと人間の身勝手さにとても感動できました。純粋さの怖さは「シザーハンズ」にも通じる
ものが感じられました。これをペットや物にも置き換えられるのでしょうが、飼い主は責任を持って最後
まで面倒を見ないとダメですね。あと私も早く青い妖精さんという希望を見つけたいです。もう一つ
望むなら今後のためにもジュードロウのテクニックとやらを見たかったです。なんしか見れて良かったです。
　　　　　（鑑賞日2005/1/14）
評価 ★★★★★
　

題名　「スタンドバイミー」（ジャンル・・・洋画ドラマ）
出演者ウィルウィートンほか
あらすじ行方不明の少年の死体を捜しに少年　　　４人が徒歩で旅に出るお話です。
感想私の汚れた心に染みました。友情ってこんなんやろうなと思いました。見ててこう、どこか痒くなったり
恥ずかしくなったりするような感覚になります。最近の子供は変に頭いいし親が危ないことさせない
だろうし、この映画のような実体験は日本ではできないでしょうが、たまにはこんなのもいいかもしれま
せんね。もう一つこの作品の背景にある戦争やらによる肉親の喪失感がいい具合に絆を深めたのかも
しれません。こちらはあんまりなくてもいいですね。今風にリメイクしても十分通用すると思われます。
　　　　　　（鑑賞日2005/1/12）
評価 ★★★★★

題名　「ゴールデンチャイルド」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者エディマーフィー、シャーロットルイスほか
あらすじ誘拐されたチベットの超能力少年を救い出すお話です。
感想意外と面白かったです。ＣＧも今でも通用しそうなレベルに見えました。話も寄り道がなく良かったです。
欲を言えばルイスの露出度がもう少し欲しかったです。でもチベットってあんな寒い気候でしたっけ？。
　　　　　　　　　　（鑑賞日2005/1/6）
評価 ★★★★☆

題名　「徳川綱吉　イヌと呼ばれた男」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）
出演者深田恭子、草彅剛、田辺誠一、堤真一ほか
あらすじ徳川綱吉の将軍職に就いてからの半生を描いたお話です。
感想姫のシーンが少なかったのが不満でした。でも話としては良かったです。「命を大切に」という主題が
野太く貫かれた点に好感しました。ただ私としては結果として潔い死に方を望んだ大石内蔵助の方が好き
です。無駄に生きている私にはこんな生き方はどうしても響きますね。反省です。カメラワークも面白く、
浅野内匠頭を演じた陣内孝則の演技も良かったです。ただ残念ながらクサナギくんのぬるい芝居がこの
お話にはなんか合って無かった気がして残念でした。下妻物語の下妻よりはこのドラマでの館林の方が、
作品を見た人を行ってみたい気にさせることでしょう。（鑑賞日2005/1/4）
評価 ★★★★☆

題名　「スパイダーマン２」（ジャンル・・・洋画アクション）
出演者トビーマグワイヤ、キルステンダンストほか
あらすじヒーローを演じることと自分の生活を普通に過ごすことのどちらが大切かに悩む大学生のお話です。
感想井筒監督も言ってたように偉大なるＢ級映画でした。すでに第三作目を視野に入れたストーリーは
がっかりでした。こんなに大勢の人に素顔を見せてもいいのか私が心配になっちゃいました。私はヒーロー
であることに甘えていただらしない主人公は好きになれずに終ってしまいました。たぶん３は私は見ない
ことでしょう。展開読めるし。（鑑賞日2005/1/2）
評価 ★★

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題名	「ハタチの恋人」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　　ハタチの恋人 DVD-BOX
出演者	長澤まさみ、明石家さんま、塚本高史、市村正親ほか
あらすじ	昔の恋人にそっくりのハタチの女の子にときめく妻子持ちのサラリーマンのお話です。
感想	なんか見ていて疲れました。ワンシーンが長いというか冗長というか、そのせいで特に前半はストーリーが転がらず、飽きてしまいそうでした。さんまの演技がクドかったのと、あと人物描写がぶれていたせいもあるかもしれません。さんま師匠は中途半端なコメディよりも感動巨編とかの方があってるのかもしれません。０７年のフィナーレをプリンセスで気持ちよく飾れなかったので残念でした。（鑑賞日2007/10月～12月）
評価	★★★

題名	「マッチポイント」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）　　　　マッチポイント
出演者	ジョナサンリースマイヤー、スカーレットヨハンソンほか
あらすじ	上昇志向の強い元テニスプレイヤーが婚約者が存在しつつも別の女性に惹かれていくお話です。
感想	なかなか興味深いお話でした。一途な私には主人公の男の理屈はわかりづらかったですが、ヨハンソンの悪女ぶりも悪女とは私の中では定義できなくて、でも容姿が綺麗だったから許します。思うに身勝手な男目線では悪女なのかもしれませんが、セクシーなのも好きな人と一緒にいたいと願うのも別に普通の感情だとは思いますし、となると結論的にはやはりエキセントリックな行動は死を招くのだなと自戒の意味もこめて記しておきます。冒頭と結末がシンクロしていたのはオサレに感じました。ただ当初の目的だった悪女研究の目的は達せられませんでした。（鑑賞日2007/12/2）
評価	★★★★☆

題名	「マリーアントワネット」（ジャンル・・・洋画時代劇）　　　　　マリー・アントワネット
出演者	キルステンダンスト、ジェイソンシュワルツマンほか、ソフィアコッポラ監督
あらすじ	マリーアントワネットと不能気味のルイ１６世の成長物語です。
感想	シナリオ展開にアクセントがなかったせいかもしれませんが、わりと退屈でした。世界史の教科書で変に彼女についての予備知識があったからかもしれませんが、どうも感情移入しにくかったです。監督独自の人物像はそれで興味深く、また豪華な装飾品やおフランスの美しい風景など絵的には綺麗だなは思いました。これでサービスショットがあれば私的にはよかったのかもしれません。宝塚が好きな人には喜ばしい作品のように思います。それにしても首が痛いのは前世だったマリーアントワネットのせいだとおっしゃる姫のお言葉は少しゆうこりんが入っている気がします。（鑑賞日2007/11/24）
評価	★★

題名	「大奥」（ジャンル・・・邦画時代劇）　　　　　大奥
出演者	仲間由紀恵、井川遥、西島秀俊ほか
あらすじ	将軍の生母を守る大奥の女性が色んな意味で落とされていくお話です。
感想	渡鬼系のもっとドロドロした人間模様を想像していたのですがそれほどでもなく、むしろ純愛ドラマに近いものがあったかもしれません。特殊な世界ならではのお約束が自由恋愛を縛ったところに様様なドラマがあるのかもしれません。私には一晩だけの綺麗な思い出に一生浸ることはできないですし、結果的には悪役側のシナリオ通りとなったのは気持ちよくはなかったですが、死んだ人も含めて当人たちが満足・納得したのならそれが一番のハッピーエンドなのかなという気もしました。あの世界ではお毒見シスターズが一番羨ましい立ち位置かなと感じました。（鑑賞日2007/11/23）
評価	★★★★☆

題名	「アメノナカノ青空」（ジャンル・・・韓国ラブストーリー）　　　　　アメノナカノ青空
出演者	イムスジョン、キムレウォン、イミスクほか
あらすじ	余命間もない少女が下の階の住人にちょっかいを出されるお話です。
感想	まぁまぁ楽しめました。ストーリーがベタなだけに安心感が大きかったのでしょう。それを覆すほどの仕掛けなり演技力がプラスアルファとして必要だったのでしょうが、そこが足りなかったせいで感動できなかったのかもしれません。それにしても最近のお話には不治の病が絶対必要なのでしょうか？そろそろいい加減にしてほしいのですが。（鑑賞日2007/11/10）
評価	★★★★

題名	「椿山課長の七日間」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　椿山課長の7日間
出演者	西田敏行、伊東美咲、和久井映見、成宮寛貴、志田未来ほか
あらすじ	突然死した中年サラリーマンが３日だけ絶世の美女の姿を借りてこの世に甦り、生前には知らなかった秘密を探り出していくお話です。
感想	面白かったです。導入部での和久井映見の半笑いに始まって次々に明らかになる椿山課長のダメさ加減に笑えつつも、サイドストーリーで展開する本当の両親捜しにはわりと感動できました。復活した３人がそれぞれ使命を果たして昇天できてハッピーエンドだったのもよかったです。これでところどころ無駄に副音声気味に入る西田敏行の声がなければ素直に楽しめたのにと少し思いました。だから暗い話にならずに済んだのかもしれませんが。（鑑賞日2007/11/10）
評価	★★★★★

題名	「スクラップヘヴン」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　　スクラップ・ヘブン
出演者	加瀬亮、オダギリジョー、栗山千秋ほか
あらすじ	バスジャック事件をきっかけに、鬱屈した警官が想像力をなくしていくお話です。
感想	なんかよくわからなかったです。憂さ晴らしに警官を襲ったりする行動パターンが私には謎でした。そんなに警察組織が嫌だったらやめればいいのにと思ったり。オダギリジョーはあいかわらずかっこよかったのですが、少々作りすぎのような面も感じました。どうもおとなしい私とは感覚的に相容れない作品のようでした。（鑑賞日2007/11/4）
評価	★★

題名	「ガンジス河でバタフライ」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　ガンジス河でバタフライ
出演者	長澤まさみ、塚本高史、中谷美紀、竹下景子ほか
あらすじ	インドに自分探しの旅に出かけるお話です。
感想	なかなか楽しめました。私にとっては内容に追いつきにくい宮藤官九郎脚本だったので心配したのですが、意外と面白かったです。ひとりで食事もできなかった主人公てるこがバッグさえあればどこにでも旅に行けると豪語できるまでに成長していく過程は見てて感動できました。ただ最大の感動シーンのはずのバタフライがなんとも安く見えてしまいました。ガチで撮ると案外そんなものかもしれませんが、どうも尻すぼみの感が隠せませんでした。それにしてもいくら塚本くんがすでに別の方と入籍されたとはいえ、「そのときは・・・」から「ハタチの・・・」まで３作連続でプリンセスと共演するのは絶対に怪しいと思うのは私だけではないはずです。インドの社会と大人の世界は怖いです。（鑑賞日2007/10/21）
評価	★★★★☆

題名	「生きる」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　生きる
出演者	松本幸四郎、深田恭子、ユースケサンタマリア、北村一輝ほか
あらすじ	余命数ヶ月の市役所の課長さんが公園を作って亡くなるお話です。
感想	わりと興味深かったです。死んでこの世ではリセットされる人と残されてプレイを続行する人、立場によっていろんな評価がされるのでしょうが、何も出来なかったことに気がついて一生懸命公園つくりを頑張ったことで人々の記憶に残っていくのでしょう。そんなことを考えさせられる作品でしたが、お話自体は黒沢映画の焼き直しでもあったためか古臭く感じてしまいました。姫がもっと登場していればもっといい風が吹いたかもしれません。（鑑賞日2007/9/24）
評価	★★★★☆

題名	「山おんな壁おんな」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）　　　　　山おんな壁おんな
出演者	伊東美咲、深田恭子、小池栄子、及川光博、西島秀俊ほか
あらすじ	胸の小さなことでコンプレックスをもつデパガが毎週イライラしているお話です。
感想	まぁまぁでした。どうにも話にリアリティが感じられず感情移入はできませんでしたが、コメディのようですのでそれもアリなのかもしれません。でもおっぱい星人でもこのドラマに出てくる胸には首を傾げるのではないでしょうか？また主人公の伊東美咲がいつもなにかに対して怒ってたのは不思議でした。なのに複数の男性からプロポーズされてるし。結果的にはご結婚おめでとうな小池栄子のためのドラマだったように思います。（鑑賞日2007/7月～9月）
評価	★★★★

題名	「深呼吸の必要」（ジャンル・・・邦画ドラマ）　　　　深呼吸の必要＞
出演者	香里奈、長澤まさみ、谷原章介、成宮寛貴ほか
あらすじ	さとうきびを刈るお話です。
感想	意外に感動できました。それぞれの逃げ場所として辿り着いた場所で少しずつ癒されていく様は私でもキビ刈り隊に入隊したくなってしまいました。まさみ様の出演機会が少なかったのは残念でしたが、それを補えるだけの内容だったと思います。それにしても香里奈はなんて顔が小さいのでしょう。驚きです。（鑑賞日2007/9/15）
評価	★★★★★

題名	「ホタルノヒカリ」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ホタルノヒカリ
出演者	綾瀬はるか、藤木直人、国仲涼子、武田真治ほか
あらすじ	干物女が恋にめざめるお話です。
感想	結果的にはこの年の夏はこのドラマのために生きていたように思います。ラスト前まではパーフェクト世界記録ペースだったです。綾瀬はるか演じるホタルのキャラクターはとても面白かったです。マコトと距離を縮める過程も見てて微笑ましかったです。それだけに最終話の最後の１５分が非常に残念でした。メルヘンな私には変化球気味のラストが少し腑に落ちませんでした。察するにマコトが潔すぎたからなのかもしれませんね。私の私生活に潤いをもたらすには部長のような常識があっておせっかいな異性の同居人が必要なのかもしれませんね。（鑑賞日2007/7月～9月）
評価	★★★★★＋

題名	「ＳＷＡＴ」（ジャンル・・・洋画アクション） S.W.A.T.
出演者	サミュエルＬジャクソン、コリンファレル、ミシェルロドリゲス他
あらすじ	米特殊警察部隊ＳＷＡＴが凶悪犯を護送するお話です。
感想	楽しめました。ストーリーにひとひねりあったので飽きずに最後まで見れました。アクションもなかなかカッコよかったように思います。それぞれの人物像がしっかりと確立されていたのが勝因だったように思います。でも結局は身内から裏切り者をだしたことでチームは最後には解散させられたのでしょうか？　　　　　　（鑑賞日2007/9/9）
評価	★★★★★

題名	「君がくれた夏」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）君がくれた夏
出演者	深田恭子、滝沢秀明、武井証、勝村政信、夏八木勲ほか
あらすじ	息子が不治の病に襲われてしまうお話です。
感想	無理くりに視聴者を感動させようという２４時間テレビ側の意図にはまってしまい、不覚にも感動してしまいました。まだ小さい子供でしかも重病なのに周りを思いやってがんばって生きる姿を見て涙が出そうになりました。ドラマ全体の暗い雰囲気にタッキーの陰性の演技がうまくはまり、さらに久しぶりに見せる姫の可愛さと気丈さが美味しい味を出してました。無駄に生きている私には大いに反省させられるお話でした。こんな人が現実にいらっしゃるのですから、貧乏でも元気に生活できてる人はコンビニのレジの際には毎回募金をしないといけないのでしょうね。（鑑賞日2007/8/18）
評価	★★★★★

題名	「ラフ」（ジャンル・・・邦画ラブストーリー）ラフ ROUGH
出演者	長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、市川由衣ほか
あらすじ	１００米自由形日本記録保持者の恋敵に立ち向かう高校生のお話です。
感想	まぁまぁでした。交通事故にあったりとか親同士が和菓子屋のライバル同士とかの変な因縁がストーリーの焦点をぼかしてしまった印象で、結局心に残ったのが失恋した市川由衣が寮母さんに励まされるシーンだったりして、なんか力を出し切れなかったように思います。注目のバストもおそらく押しつぶされていたのでしょう、市川由衣に負けてました。結果的にはＢ級映画っぽくなってしまって本当に残念ではございました。（鑑賞日2007/8/18）
評価	★★

題名	「オーシャンズ１２」（ジャンル・・・洋画サスペンス）
出演者	ジョージクルーニー、ブラッドピット、マッドデイモン、アンディガルシア、ジュリアロバーツ、キャサリンセタジョーンズほか
あらすじ	１２人が美術品を盗もうとするお話です。
感想	そういえば「イレブン」では次を見るようなことを書きつつ見そびれてたのですね。細かな点はともかくとして大筋では楽しめました。ストーリーは複雑とはいえ私にわかるレベルでしたし、キャサリンが加わったことで厚みが増したように思います。最悪の状況からの逆転劇への過程や、エスパー伊東のような業を持つひとりに矛盾が感じられたのですが、圧倒的なキャストの存在感とチームワークが反論を許さないように思えます。これなら１３も大いに期待できそうです。（鑑賞日2007/8/11）
評価	★★★★☆

題名	「トゥームレイダー」（ジャンル・・・洋画アクション）トゥームレイダー
出演者	アンジェリーナジョリー、ノアテイラーほか
あらすじ	時間を操るカギを巡って悪の秘密結社と戦うお話です。
感想	純粋にそこそこ面白かったです。こういったジャンルの作品には因縁めかした複雑さがありがちなのですが、今回の作品は頭を使わずともわかりやすくて見やすかったです。ジョリーのアクションシーンはカッコよかったですが、やはり私のタイプの女性ではなかったので逆に安心して楽しめました。ヒマツブシに見るには丁度いい作品に思えます。（鑑賞日2007/8/8）
評価	★★★★

題名	「ドラゴン桜」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ドラゴン桜
出演者	阿部寛、長澤まさみ、長谷川京子、山下智久、新垣結衣、小池徹平他
あらすじ	龍山高校の生徒が東大を目指すお話です。
感想	めっちゃ面白かったです。考えられる中でのほぼ最強のキャスティングもさることながら、ストーリーも面白かったです。世間の学歴偏重主義とそこに至るプロセスの運不運や実務面でのテクニックなど考えさせられたりタメになりそうなエッセンスも多くて実用的でした。最終的には完全なハッピーエンドでなかったのも現実的でよかったと思います。役柄的にプリンセスが地味だったのでトキメケなかった部分がマイナスでした。見ておいて損はない作品だと思いました。（鑑賞日2007/7/29）
評価	★★★★★＋

題名	「キャッチミーイフユーキャン」（ジャンル・・・洋画サスペンス）キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
出演者	レオナルドディカプリオ、トムハンクスほか
あらすじ	小切手偽造犯とＦＢＩとの追いかけっことその後のお話です。
感想	わりと面白かったです。特に更正後のお話は印象に残りました。逃げ回ってるうちはタイホされる不安に怯えてお金はあっても楽しくはなさそうでしたが、再雇用後は安らげたように思えます。そんな犯罪抑止効果も期待できる良い作品のように思いました。（鑑賞日2007/7/1）
評価	★★★★☆

題名	「プロポーズ大作戦」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）プロポーズ大作戦
出演者	長澤まさみ、山下智久、榮倉奈々、濱田岳、藤木直人ほか
あらすじ	大好きだった幼馴染を取り戻すために過去にハレルヤチャンスするお話です。
感想	最初は確かに対象が小さくて感情移入できませんでしたが、話が佳境に入るにつれ面白くなってきてくれてよかったです。ヤマピーの決定力の無さは見ててつらかったですがまさみ様演じる礼も全然素直じゃなく、この二人だけの物語だったら本当にもどかしい駄作だったと思います。そこに榮倉奈々ら他の３人がバランスよく加わったことでいい感じに見られるドラマになったと思います。ラストは個人的にはまさみ様脱走説３割、空耳説７割といった感じに思ってますが悪くない幕の引き方だったと思います。ラスト前でまさみ様のドレス姿での駆け足で揺れ動くお胸さんに彼女の大いなる未来を予感させてくれました。私にもあんな幼馴染がいれば今頃は。。。（（鑑賞日2007/4月～6月）
評価	★★★★

題名	「そのときは彼によろしく」（ジャンル・・・邦画ドラマ）そのときは彼によろしく
出演者	長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、和久井映見ほか
あらすじ	水草屋の店長の家に元モデルの幼馴染が転がり込むお話です。
感想	意外な展開にびっくりでした。お話としてはよく出来てたと思いますし、涙そうそう以上に感動的だったと思います。某新聞で指摘された演技面の拙さももちろん感じませんでした。逆にカメラワークがなんかテレビ的というか物足りなく感じてしまいました。見て損はしないタイトルだとは思います。月並みですが私も水草屋の店長だったならばパン屋さんとお食事デートしたり元モデルの子とファーストキスしたりできたのでしょうか？（鑑賞日2007/6/17）
評価	★★★★★

題名	「ただ、君を愛してる」（ジャンル・・・邦画ラブストーリーただ、君を愛してる）
出演者	宮崎あおい、玉木宏、黒木メイサ、小出恵介ほか
あらすじ	写真が　　　趣味の大学生に片想いするウソツキの女の子のお話です。
感想	意外にヘビーな展開に戸惑いましたが、それはそれで楽しかったです。宮崎あおい様演じる静流のキャラクターが立っていたのが勝因だと思います。現実に身近にいると面倒かもしれませんが、「好きな人の好きな人を好きになる」、眼鏡を外すと美人だった等々、萌えの要素が十分感じられました。これであおい様以外の出演者がもうひとひねりアクがあればもっと面白かったのでしょう。でも衝撃のラストなど見所は満載でした。月並みながら私も入学式に遅刻していれば同棲できてたのかもしれませんね。（鑑賞日2007/5/27）
評価	★★★★☆

題名	「ウォークザライン」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
出演者	ホアキンフェニックス、リースウィザースプーンほか
あらすじ	実在のアメリカの歌手ジョニーキャッシュの人生のお話です。
感想	あんまり印象には残りませんでした。ドラッグにはまる気持ちは少し同情できましたが、ステージ上でプロポーズしたりなんか筋が通っていないというか共感は出来ませんでした。二人の結末もどうも腑に落ちないですし自分には合っていない作品に思えました。（鑑賞日2007/5/19）
評価	★★

題名	「めぞん一刻」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）めぞん一刻
出演者	伊東美咲、中村大樹、岸辺一徳、高橋由美子、岸本加代子ほか
あらすじ	下宿の管理人の未亡人に一目ぼれする浪人生のお話です。
感想	楽しめました。ギャグのテンポも悪くはないですし出演者がみな個性的で面白かったです。ただスパイダーマン２みたいに続編含みにして終わったのが気持ち悪かったのと、どうも過去に見た作品の陰が私の頭の中でシンクロしてしまって感情移入できなかった点が少し残念でした。たとえば伊東美咲の今回と「海猫」とのギャップや、「一刻館」の坂が「阿修羅のごとく」の坂と同じだ、とか。月並みですがうちのマンションにもこんな綺麗な管理人さんになってくれたらなと思いました。（鑑賞日2007/5/12）
評価	★★★★

題名	「ロミオとジュリエット」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）ロミオとジュリエット〜すれちがい〜
出演者	長澤まさみ、滝沢秀明、三浦友和、山下真司ほか
あらすじ	刑事の娘と容疑者の息子が出会うお話をシェイクスピアのお話になぞらえてました。
感想	なんかスッキリしないところもありましたが、わりとは楽しめました。まさみ嬢の可愛さがやや全体の趣旨からは浮き気味にも見えましたが、父親役の三浦友和のメイチの演技やら見所はたっぷりでした。ストーリーもかなりの出来映えに感じました。それなのにこの物足りなさは、カメラワークに原因があるのかなと、一枚の画に無意味に頭部分がきれてたり妙なところで風に揺れてるように動いたりとアンバランスさが目に付きました。あと、まさみ嬢の陽性さがタッキーやドラマ全体の陰性さとマッチしなかったのかなと思ったりしました。個人的には「富豪刑事」で捜査を取り仕切ってた鎌倉警部役の山下真司が今回は警察から追われる役、しかも追うのが部下だった升毅だったのが少しだけツボでした。今春最大の目玉「プロポーズ大作戦」へのステップレースとしては少し不安が残る内容でした。（鑑賞日2007/4/15）
評価	★★★★

題名	「ダヴィンチコード」（ジャンル・・・洋画サスペンス）ダ・ヴィンチ・コード
出演者	トムハンクス、オドレイトトゥ、イアンマッケラン、ジャンレノ他
あらすじ	殺された祖父の隠し持った秘密を探し回るお話です。
感想	まぁまぁ楽しめました。犯人から逃れながら核心に迫っていく作りは、どんでん返しも織り込みつつ見応えがありました。自分は学校で世界史を習ってたので多少の予備知識はあったので楽しめましたが、テンプル騎士団とかマグダラのマリアとかがわからないとしんどいかもしれません。あと登場人物がわかりにくかったです。原作を一定時間のフィルムに詰め込めきれなかった印象です。もう少し頑張れば傑作になりそうだっただけに惜しいです。（鑑賞日2007/3/31）
評価	★★★★

題名	「タイヨウのうた」（ジャンル・・・邦画ドラマ）タイヨウのうた
出演者	ＹＵＩ、塚本高史、岸谷五朗、通山愛里ほか
あらすじ	太陽を浴びると死んでしまう病気「ＸＰ」の少女が死ぬまで生きるお話です。
感想	恋人にしたい女性アーチスト部門で大塚愛を抑えて一位に輝いていた主演のＹＵＩをチェックしたくてＤＶＤで見ようと思ったのですが、お話的にはそれほど感動はしませんでしたがけっこう楽しめました。なんか舞台設定がずるい分ハンデになってた気はします。ＹＵＩも台詞が聞きにくかったとはいえ無難に難しい役どころを演じてはったと思います。病気の人が一生懸命生きてるのに自分はろくでもない生き方をしてるなと少し反省してしまいました。（鑑賞日2007/3/25）
評価	★★★★

題名	「ヴァンヘルシング」（ジャンル・・・洋画アクション）ヴァン・ヘルシング
出演者	ヒュージャックマン、ケイトベッキンセール、ウィルケンプ、リチャードロクスバーグほか
あらすじ	モンスターハンターが不死身のドラキュラをやっつけるお話です。
感想	わりと面白かったです。最後まで飽きずに見れましたし、戦闘シーンも素直にＣＧに移れましたしこれで十分だと思います。ただ他の方のレビューを見ると物足りなかったりのようですね。私はフランケンシュタインがなんかカッコイイなって思いました。あと吸血鬼のおねいさん。ヒロインの子よりも断然かわいかったです。全体的にバランスよく出来てましたので安心して見られる作品だと思いました。　　　　　　　（鑑賞日2007/3/21）
評価	★★★★★

題名	「ユーガットメール」（ジャンル・・・洋画ラブストーリー）ユー・ガット・メール
出演者	メグライアン、トムハンクスほか
あらすじ	チャットで知り合った二人は現実世界では敵同士だったというお話です。
感想	ブラックメール対策の一環として見たのですが、そこそこは楽しめました。当時は現実に婚約者がいたのに見知らぬ人とのメールにはまるという神経はずっと理解できなかったのですが、展開的にはこういう流れもありなのかなとは思いました。メグさんも今風の可愛いだけじゃない女の子を好演していたように感じます。でもメールの相手が誰かを最後まで気付かない鈍感な人ならば店が潰れても文句は言えないでしょう。いや、気付いていないフリをずっとしていたのなら、やはり女性は魔物ですね。（鑑賞日2007/3/18）
評価	★★★★

題名	「私の頭の中の消しゴム」（ジャンル・・・邦画テレビドラマ）私の頭の中の消しゴム
出演者	深田恭子、及川光博、船越英一郎、中尾明慶ほか
あらすじ	若年性アルツハイマーの女の子が恋をして結婚して病院に行くお話です。
感想	楽しめましたし感動しました。某映画版とは格段の違いでした。やはり姫の天性の天然さがドラマを暗くさせず可愛く仕上げたのでしょう。映画ではラブストーリー方面に無駄に軸足をおいてたのが鼻につきましたが、今回のは二人の恋愛ももちろんですが、家族愛や病気と向き合う姿などもしっかり描かれていて好感が持てました。気になったのは医者役の船越氏のセリフの前の間合いの溜め（存在感と面倒のギリギリでしたね）と、やはり姫の愛くるしさでした。久しぶりのラブストーリーの役は彼女の全盛期を垣間見させてくれました。永久保存版にしてもいいくらいの会心のヒットでした。（鑑賞日2007/3/17）
評価	★★★★★＋